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ビッグバンは神の証明ですか?
カリン・オバーグ - 2021年4月5日
音声のみ
この記事では、「ビッグバンとは何か」というテーマで、カリン・オバーグが、ハーバード大学の天文学の教授であり、トミスティック研究所でアクィナスを教えていることを紹介します。ビッグバンが神の存在を証明する決定的な証拠を与えてくれるかどうか、誰にでも分かることです。
ビッグバンの科学は、神が創造主であることを証明するのでしょうか?次は科学者のカリン・オバーグです。
サイ・ケレット
を "李舜臣 "と呼びます。
今回は、ビッグバンが神が宇宙の創造主であることを証明しているかどうかという大きなテーマでお送りします。このような大きな質問をするのであれば、大物ゲストに答えてもらわなければならないと思いました。そこで、カリン・オバーグ教授にお願いしました。彼女はハーバード大学の天文学の教授です。スローン奨学金、パッカード奨学金、その他多くの奨学金を得ています。彼女はとても頭がよく、カトリック教徒です。彼女は、トーマス教の観点と現代科学の観点の両方から世界を理解しているのです。私たちは彼女に、「ビッグバンは神の存在を証明するものなのでしょうか」と尋ねました。以下は、カリン・オバーグ博士の言葉です。
カリン・オバーグ博士 本日は、「カトリックの答え」にご登場いただき、ありがとうございます。
カリン・オバーグです。
お招きいただきありがとうございます。お招きいただきありがとうございます。
サイ・ケレットです。
私の質問の多くは、とても基本的なものです。彗星に含まれる有機分子についてなど、私は何も知りませんから。
カリン・オバーグ
有機分子や彗星は好きですが、基本的な質問も好きですよ。
サイ・ケレット
そうですか。結構です。ここで私の基本的な質問をします。ビッグバンというのは、創造の瞬間、瞬間なのでしょうか?それとも、創造はビッグバンとは別に考えるべきものなのでしょうか?
カリン・オバーグ
それは別物として考えるべきでしょう。これがごく簡単な答えですが、なぜそうなのかということについては、また後日お話したいと思います。
サイ・ケレット
まさにその通りです。とてもクリエイティブな瞬間のように思えます。その瞬間、宇宙全体がはじけ飛んだように見えますが、それは科学が教えていることとは違うのでしょうか?
カリン・オバーグ
素晴らしい質問ですね。これは本当に創造の瞬間なのだと、直感的に理解できると思います。科学者でありながら信仰を持つ私たちの多くは、これを創造の証拠とは見なしませんが、創造の象徴として非常に示唆的であり、本当に美しいと思います。私たちは偶発的にこのようなイメージを与えられ、創造がどのようなものであるかに最も近づいていると思います。
カリン・オバーグ
でも、これは創造の証明にはなりません。神学的に一般的に考えられているような創造ではありません。つまり、神が無から世界を創造したというのがカトリックの教えなのです。ビッグバンが無から生じたかどうかは分かりません。これは非常に重要なことだと思います。ビッグバン理論が説明するのは、私たちが想像もつかないほど小さな宇宙が、非常に早い時期に急速に膨張し、現在のような巨大な宇宙になったということですが、その膨張した最初のものがどこから来たのかは説明されていないんですね。
サイ・ケレット
なるほど。しかし、科学的な観点から、その物について言えることはあるのでしょうか。つまり、私たちがこれまで見てきたもの、私たちが知っているものすべてがそこにあるのですが、限りなく小さな場所にあるのですから、「もの」だとは言いたくないのです。それについて、私たちは何か言えることがあるのでしょうか?それとも、ただ存在することを受け入れて、それについて何も言わない方がいいのでしょうか?
カリン・オバーグ
ですから、科学的な見地からその起源を推測することは可能です。その一つは、原始核や原始スープと呼ばれる、非常に原始的な原子が、量子真空と呼ばれるものから自発的に生まれたという推測です。物理学者にとっては無に近い状態ですが、量子物理学の法則が働いているので、実は無ではないのです。ですから、ビッグバンの根源となった最初のものがどこから来たのか、科学的な推測はありますが、実際に宇宙の外を見ることができないので、観測や実験で証明できるものではありません。
サイ・ケレット
最近、数年前に、ある有名な物理学者の本がありました。確か「無からの何か」という本だったと思うのですが、その本では、宇宙は無から生まれたという主張がなされています。