ボツリヌス症について知ってもらいたい」と訴えている。
なお問題の瓶詰めのソースを販売していた店のオーナーは、ドラリシさんに謝罪してきたそうだが、店は州の健康監視局の職員による調査が行われただけで、何らかの措置が講じられることはなかったという。
ちなみにフランスでは9月12日、ボツリヌス症が疑われる10人の集団感染者(うち1人が死亡)が確認され、原因は自家製のイワシの保存食だったことが判明している。またオーストラリアでは今年2月、市販のアーモンドミルクが疑われる感染が1件報告されており、ドラリシさんはこう述べていた。
「ボツリヌス症に免疫を持っている人などいないから、生産者は食品安全規則をしっかり遵守すべきよ。私はあの事故以来、レストランやスーパー、市場などで食べ物を購入する際は特に注意を払い、工場で生産されたものしか購入しないようにしているの!」