スイングテンポが９！

「現在お使い中のタイトリスト９８３Eドライバーが調子悪い。」と市内の“Ｓ”様ご来店。早速にフィッティング診断させて頂くと、ヘッドスピードは５０m/sと速い上に、フレックスアナライザーで計測したスイングテンポが９も出る。スイングテンポが９と表示されたのはフィッター初めての体験。(;^_^A アセアセ…

特に手首を使われるタイプで絶対にバット側が硬い先調子シャフトが合う筈なのに、今のシャフトはスピーダーの手元調子。スイングプレーンも５３°とアップライトで、おおよそタイトリストのフラット気味なヘッドでは難しかろうと同情する。(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン

スイングドクターが提案したスペックはフレックス：XX　　キックポイント：先　長さ：４３.５インチ　全体重量：３４５ｇ　ライ角度：６０°　ロフト角：１０°ときわめて特異なスペック。(+。+)アチャー。 各種の試打クラブを一応お試し頂くが、とても“Ｓ”様にお奨め出来るようなスペックのクラブは当店には用意してなくて、その中ではダンロップ　スリクソン Ｗ４０４ にグラファイトデザイン ＴｏｕｒＡＤ　Ｗ７０　Sが一番無難な選択と思われ、Ｓシャフトではあったがお試し頂くとまずまずの結果が出て、ご本人もご満悦。(^-^)/

「これで良いです。」と仰るのを遮って、同じシャフトのＸを装着した物でカスタムオーダーさせて頂く事をご了承頂く。長さは４４インチ、ロフトは９.５°表示でも実効ロフト１０°の物をお探しする事にして決定。

近々ニューモデルのＷ５０５も出るのだが、これは少し重心距離が伸びているらしく、ヒール打ちの“S”様には現行Ｗ４０４モデルの方が良いと判断した。出来上がったスペシャルドライバーでどのくらい変わるかフィッターも今から楽しみにしている。

※画像はミズノのフレックスアナライザー、一般的にはトップの切り返しで一番撓るところを数値１～８で表す。