呑気に自分の趣味に走る。

個人的趣味に走りまくった日々や、適当に過ごした日々をしがなく綴っています^^

『怪し会 伍』最終日!

2012-08-26 21:51:23 | 日記
こんばんは皆さん。
『怪し会 伍』昼公演に行って参りました。暑い最中、しんしんとしたお寺で、じっくりじったり怪談話。

……怖かった!
怖かった怖かった怖かった……!
とにかく出だしがびっくりしちゃって!

最初に幽霊たちの笑い声が巻き起こるんですが、それが怖いのなんの!
キャストの皆さんがコの字にお客を取り囲んで様々な恐怖を誘う笑いで包み込んでくるんです。
冗談抜きで怖い!
悪意ある笑いで取り囲まれる恐怖っていうのかな……泣きそうだった。
その後に白塗りふんどしの方が現れて、様々な動物の鳴き声をしつつ、五つある蝋燭に点灯していくんだけど、これがまた凄くてね。鳴き声が。そんでもって、白塗りふんどしさんの登場が既に怖いの。
誰だって低い体勢でゆらゆらゆらゆら来られたら怖いだろ!?
私は怖い!前の席だったし!(通過されました。内心近づかれるんじゃないかとひやひやでした怖くて)

点灯後、怪談が始まりました。

これがまた実話って考えるだけで怖いんだ。
キャストの演技もうまい。効果音の入れ具合、スピーカー配置、どれをとってもすごかった。
効果音の音の広さが怖さを生むのを実感しました。

三本実話怪談。
のちに休憩&トーク。
三本書き下ろし怪談。

ざっくり言うと、こんなプログラム。

実話は三本目の『記憶』が怖すぎて、怖すぎて……
主要人物の語り手は下和田ヒロキさんと茶風林さん。
下和田ヒロキさん演じる工藤が辛くて。
ざっくり言うとね、ある池にいった大学生三人が次々に周囲の記憶から消されていくんです。正確にはこの世から存在を生まれた時から消されるんです。存在しなかったもにされる。

工藤くんはその一人。
彼は最期まで消された二人のことを覚えていました。
他のみんなはこれっぽっちも覚えてないのに。
たった一人で消える、消される恐怖に怯え続けて……他の人にこの怪異を、いや自分たちを記憶していてもらいたくて。
彼はラジオ局のプロデューサーにこの話をして……

『……怖いんです』

そして。
彼、は……


その先は皆様のご想像におまかせします。

下和田ヒロキさんの『……怖いんです』が重くて、重くて。
思わず、消さないで!と言いたくなってしまいました。
消さないで!消さないで……!
消える消される。
それをわかっていながら消えていく……どんなにか怖いでしょう。
想像を絶する恐怖だと思います。見えないものに蝕まれる感覚……震えがおきました。

さて。
この後、休憩&トークショーなんですが!

後日『怪し会 伍』のまとめしますので、今日のところは失礼させてくださいm(_ _)m!
明日書きます!


ただこれだけ言わせてください!
本当にこの怪し会は下和田さんの声幅大活用していたことが素晴らしいと思いました。
本当に……あの声を生で聴けるとは……!(泣)


とりあえず、こんなぐだぐだ感想文でも良ければ続きをお待ちくださいませ(^_^)v

それでは!



松波鏡良。

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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
ご観覧有難うございました (岩田仁徳)
2012-08-27 01:56:43
白塗り六尺褌の岩田仁徳です。
別日では「記憶」で下和田さんの父役などで出演しておりましたが、最終日は最初の火付けのみでした。
印象に残して下さり有難うございました!

下和田さんの声や演技は共演している側でも肌にその空気感がリアルに伝わり、繊細な表現力含めて素晴らしい演者さんだと感じました。

また何かの機会にお目にかかれましたら、よろしくお願いします!
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>>岩田仁徳さん (松波鏡良)
2012-08-27 23:22:48

コメントありがとうございます(*^^*)
まさか直接お話ししていない、白塗りの岩田さんにコメントいただけるとは思わず、だいぶ動揺してしまいました(笑)

白塗り六尺褌の火付役すごかったです。
あの怪しさあふれる感じと鳴き声、本当にいい勉強になりました。ありがとうございます。
是非次回は岩田さんが多くお話しされる朗読劇などをみてみたいと思いました。

下和田さんの話をして下さって、すごく感動しました。とても尊敬しているので。
でも、素晴らしいのは岩田さんもです。
偉そうな感じですが、素直に岩田さんも尊敬しました。

またお会いできる時には少しお話できたらと思います。

それでは( ´ ▽ ` )ノ
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