新丈夫塾塾長飲兵衛日記

晩酌を欠かさない空手塾塾長のつぶやき日記

錬成大会を終えて

2011年01月24日 11時26分49秒 | 日記
 昨日開催した「第9回フルコンタクトカラテ錬成大会」には多くの皆さんのご協力と参加をいただき大きなケガもなく無事終了することができた。心より感謝申し上げたい。「審判技術の向上」と「試合マナーの徹底」というテーマ―を掲げ、「JKJO北海道」の前身であった「北海道フルコンタクトカラテ協議会」が発足した直後から始まったもので当初は出場者が100名に満たなく、1コートで行っていたものが少しずつ参加者も審判員も増え、現在の形になった。
 セコンドというより応援の「効いてる、効いた」などの相手を攻撃する応援を禁止したり、セコンド制の実施。選手の礼の徹底、観戦者の場内での着帽の禁止など当たり前のことが当たり前にできるようにと審判員の質の向上も含めて取り組んできたが、なかなか思うように徹底できていないのも現実。さすがにひどい応援は減ったもの、昨日も「ゴミ」の扱い、喫煙マナーなど個々人が社会ルールとして気をつけて欲しいことまでいつものように会場側から注意を受ける(いつもは駐車ルールが多いのだが・・)ことははなはだ遺憾である。
 特にジュニアが全盛の現在は道場単位の選手管理というより「ご家族」単位の行動が多くなるので、なかなか徹底が難しいのだが「みんなが当事者意識」を持てるように促していきたいと思うし、ご協力いただきたいと思う。どんなに強くなってもその振る舞いが共感を得られるものでなかったならば自己満足の域をこえられない。どんなに「自分たちはいいもんね」「俺たちは俺たちだもんね」だったら世間様には認められない。空手道は「君子の武術」と言われるが、アマチュアスポーツは興行ではないから、主催者側も参加する側も皆さんで協力し合って良きものを更に良きものへと育てていきたいものである。「借りる前より綺麗な会場」「アグレシッブで観戦マナーがすごく良いスポーツ」にそして「礼儀正しい選手たち」と空手に係わっていない人たちから言われるようにと努力していきたい。丈夫塾が主管の大会はほぼスタッフは保護者。その保護者があれだけ真剣に完璧に大会運営を担っていただいているのだから我々ももっと真剣にならなくっちゃと思いました。
コメント
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