新丈夫塾塾長飲兵衛日記

晩酌を欠かさない空手塾塾長のつぶやき日記

虚構

2012年02月24日 23時37分57秒 | 日記
たとえば出身校を偽る、職歴を誤魔化す。一般社会では「経歴詐称」は発覚すると役職の辞任や勤め先を失うことにもなりかねない。しかしながら、ことカラテ界には自称●段や●●全日本大会優勝、さらにはFBIで指導していたとか、夢でも見たのかと思うようなことを平気で言うものもいる。自分の仕事が武道・格闘技ショップなので、某会館の黒帯をオーダーされるが免状を提示いただいている。稀に免状を無くしたと言う方がいるが、どういう訳か「引っ越し」で紛失という理由ばかりだ。元某会館という方は凄く多いのだが、なぜか池袋の本部で?という方が圧倒的に多い。北海道にはそんなに本部道場に行っていた人が多いのか。マニアの小生は「年鑑」にその名が掲載されていた記憶がない。
たしかに大層な肩書は無いよりあったほうがよいのかもしれないが、生徒には「誠実」を押し付け、先生が嘘つきでは本末転倒だ。そういえば数見館長をお呼びして合宿をした時、誰だか忘れてしまったが「一緒に稽古したら俺達の段位がばれてしまう」なんてことを言っていた館長がいたことを後で聞いた。それって。
館長(オーナー)は誰でもなれるが師範は誰でもなれない。師範号、段位は自ら名乗るものではなく、允許・認定されるものだから。「詐称」「自分(が語る)伝説」は必ずばれますよ(笑)残念!
コメント
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