新年あけましておめでとうございます。今年は戌年!年男としてぼちぼちいこうと思いますので、本年もどうぞよろしくお願いします。
今年も美しい初日の出を自宅から眺めることができました。良いスタートが切れたはず!
2017年は変化の年でした。キープ協会での常勤の仕事は3月で一段落とし、大学を中心とする個人での仕事を並行して行うようになりました。
10年程続けている都留文科大学での非常勤講師では、縁あって農山村再生論ゼミを担当しています。持続可能な地域づくりの切り口で、農山村再生=地域創生を学んでいます。大学周辺、春はサクラがきれいでした。
関西学院大学と帝京科学大学でも、非常勤講師を担当しました。新天地での活動は刺激的でした。関西では粉文化を体感。
立教大学ESD研究所では、今期も客員研究員を務め、ESDと地域創生に関する研究に関わっています。
全国いろいろとうかがいました。北海道、盛岡、奥只見、神津島、立山、赤城、榛名、高遠、三重、京都、岡山などなど。地元桐生へ行けたことは印象深いです。各地では、資源調査いう名の飲み食いを欠かしませんでした。
プライベートでは、米作りを継続。仕事の合間に田植え、草取り、稲刈りをできました。収量は例年より少なめですが、美味しさは変わらず!
元気をいただきに?プロレスも観に行きました。やっぱり、ライブは良いですね!
ヒト2人+ネコ3頭の家族はみんな元気です。それぞれのペースで過ごしています。
本年も皆さんとご一緒できることを楽しみにしています。そして、皆さんにとって2018年が素晴らしいものとなりますように。
2018年1月1日
今日はとある中学校の生徒の皆さんと一緒に清里の森で過ごしました。昨日に続いて熱い一日でしたが、森の中は気持ち良かった!初夏を感じさせる花々にも出会うことができました。少しご紹介します。
足下では初夏というよりは春を感じさせるスミレ類が競演。
日当たり良いところでは、ミツバツチグリが鮮やかな黄色い花を咲かせています。
自然歩道沿いには、可憐なフデリンドウの花。
沢沿いでは、ユリワサビの白い花。1年ぶりの再会が嬉しいですね。近くにはネコノメソウの黄色い花も。
少し目線を上げてみると……、ひっそりとミヤマウグイスカグラの花が残っていました。
クサボケもまだまだ健在。
アオナシの白い花。初夏の到來を感じさせる花です。
5月から6月にかけてはツツジの季節。トウゴクミツバツツジとヤマツツジが咲き始めています。
間もなく開花はズミ。白い花ですが、蕾は赤。変化が楽しいですね。
足下ではクリンソウが準備中。鮮やかな赤い蕾。こちらはこのまま赤い花が咲きます。
春から初夏の花々を愛でる際のBGMは、キビタキとカッコウの歌でした。
一気に季節が動いている清里の森。皆さんぜひお出かけください。
カッコウの歌が聞こえ始めた本日、恒例の田植えを行いました。2家族で米作りを行なっている5畝の小さな田んぼですが、1年分のお米を生み出してくれます。
以前はヒトメボレのみを植えていましたが、ここ数年はコシヒカリも織り交ぜています。今年はヒトメボレ:コシヒカリ=3:7としました。
今日のメンバーは、我が家2人、共同オーナー1人に助っ人3人。強力なサポートに感謝です。
朝は美しい八ヶ岳が見えていましたが、次第に雲が広がり怪しい雰囲気に……。午前中には仕上げようと作業開始。
半分程作業が進んだところで一休み。この時間が気持ち良いですね。おやつは昨日大阪で買って来た「りくろーおじさんのチーズケーキ」と差入れのバナナ。
再び作業開始。順調に作業が進むにつれて、雲行きが怪しくなり、ついに雷鳴と共に雨がポツポツ。これくらいなら大丈夫と思っていたら、一気に夕立ちのような降りに!しかも、あられも降ってきた!
しばらくすると小雨になりましたが、田んぼが濁ってしまったため、残念ながら作業終了。全体の8割程進んでいたのですが……。
気分を変えて近くの焼肉屋さんで昼食。
食後に田んぼの様子を見に行くと、濁りが治まっていたので、続きの作業をすることに。
食後の運動程度の作業で無事に終了!多少曲がっているような気もしますが、上出来でしょう。除草や稲刈りには支障ないはず。
毎年ながら、小さな苗が立派な稲穂になるのにビックリ!今から収穫の秋が楽しみです。
今日は趣味と仕事を兼ねて川俣渓谷へ出かけました。多くの人が歩いているかと思いきや出会ったのは2組だけでした。
渓谷へ降りていくと早速オオルリとキビタキが美しい歌で迎えてくれました。両者共にじっくり眺めることができましたが、写真はぼんやり。
足元には、ヤマエンゴサク、ハシリドコロ、エイザンスミレが咲き競っていました。
渓谷に降りたところで、少し遅めの朝食。コンプレ堂で購入したパンをいただきました。
渓谷沿いでは、ネコノメソウ、クモイコザクラも楽しむことができました。ユキザサの開花はもう少し先でしょうか。
ヤブレガサも開き始めていました。この時期ならではのこの姿、可愛らしいです。
天狗岩から県営牧場に上がる途中では、コルリの歌も聞くことができました。残念ながら、姿は見えず。
牧場まで登ると日当たり良い所ではタチツボスミレが満開。クサボケも咲いていました。
再び東沢橋へ。まだイワツバメはやって来ていませんでした。いつやって来るでしょうか?
川俣渓谷は楽しい季節となりました。皆さん、どうぞお出かけください。その際には足元は万全に!
標高1,200mを超えるキープ協会は季節の進行がゆっくりめ。でも、足下を良く見ると春の野草達が!嬉しい再会です。
先日開催した第57回清里インタープリターズキャンプの中で、森を歩く時間がありました。ふと目を向けた先に紫色のじゅうたんが見える!近づいていくと……、スミレの群生地!きれいでした!
紫色の花と言えば……、ムラサキケマンも今シーズン初確認!沢辺に咲いていました。
そのまま沢辺を見てみると……、
葉っぱからすると、サンリンソウ?
可憐なヒゲネワチガイソウにも出会えました!僕の好きな花の1つです。
明るい草原沿いには、鮮やかな黄色のミツバツチグリ。
嬉しい季節になりましたね。でも、歩くスピードがますますゆっくりになってしまいそうです……(笑)
4月に入り、一気に自然が動き出している八ヶ岳南麓。次々と開花する花々が気になりますが、動物達も確実に目覚め動き始めました。
小淵沢駅では巣作り中のツバメに遭遇。標高1,000mの我が家周辺の田んぼに水が張られれば、やって来てくれることでしょう。
一昨日は、自宅近くでオオルリの歌も初確認。姿はまだ現してくれず……。
先日出かけた小淵沢アウトレットでは、アマガエルの声。声の方に近づいていくと足下の落ち葉が不自然に動いている!そっと葉を動かすと……、
失礼しました、と葉を元に戻しました。
昨晩は、自宅周辺でアマガエルの大合唱!今季初!近くの田んぼに水が入り始めたようです。野生動物は自然の動きに敏感!
家のドアを開けようとすると、表札にアマガエル!こちらも今シーズン初!それにしても上手に登っていきます。
嬉しい時期になってきました!自然の動きを見逃さないように、ウロウロしなくては!
最後に年中元気&眠そうな我が家の家族も……。
昨日は、山梨県立八ヶ岳自然ふれあいセンターのボランティア総会の一環で、キープ協会の西端を流れる川俣渓谷歩いてきました。歩いたのは自然歩道「渓谷とサワグルミの小径」。距離は約2km、所要時間約2時間のコースです。僕にとって、このコースは久々でしたが、冬と春とを体感した気持ち良い時間でした。
森を経由し、渓谷へ下っていくと至る所に立派な霜柱!久々に出会いました。
さらに下っていくと岩肌につららがたくさん!光が足りなく、きれいに撮れなかったか?
川俣川まで降りると、日陰には雪も残っていました。夏には涼しい風が吹いてくる岩陰です。
しかし、渓谷には確実に春が訪れていました!良く見ると、たくさんのネコノメソウの仲間(ツルネコノメソウかな?)の花や、ハシリドコロ(毒草!)の花が咲いています!
ミソサザイの見事な歌も渓谷に響いていました!森で聞くのも良いですが、やはり渓谷が似合う歌声です。
間もなく完全に春の渓谷になるはず!春の野草や夏鳥でにぎやかになるのはいつでしょうか?
標高1,000mの我が家、都市部や里山と比べると春が来るのが遅めですが、今季は早いようです。
4月1日に咲き始めたコブシは、只今満開!
アブラチャンも可憐な花を咲かせています。
足元に目を向けると、ヒメオドリコソウ、カキドオシに続き、スミレも咲き始めました!
次に咲くのは?
日毎に春が進行している八ヶ岳南麓です!
先週のまとまった降雪以降、八ヶ岳南麓は寒い日が続いています。清里(標高1,400m)の昨晩22時頃の気温は-16℃!我が家(標高1,000m)の今朝6時の気温は-8℃でした!
寒さは厳しいですが、その分周囲の山々はきれいです。まずは自宅付近から見える八ヶ岳。
八ヶ岳が見る所によって、姿を変えてくれるのがおもしろい。清里高原大橋からはこんな姿。
南アルプスも美しいです。甲斐駒ヶ岳、冬は一層近くに見えますね。
そして、やっぱり富士山は見事。明け方の富士山には寒さを忘れて見入ってしまいます。
美しい雪山の眺め、楽しみにいらっしゃいませんか?
1月17日の夜から降り始めた雪は、翌18日の日中まで降り続き、標高1,000mの我が家では40cm程、職場のキープ協会周辺では50cm程の積雪となりました!
家でも、職場でも連日の雪かきですが、一昨年の大雪程ではないので、ホッとしつつも身体は痛い…。
でも、雪の後は楽しみもたくさん!朝日を受けて輝く雪原(本当は田畑)。
そして、雪上迷路作り。
これからは、アニマルトラッキング(生き物の痕跡探し)やスノーシューが控えています!寒さ対策を整えて、どうぞ八ヶ岳に遊びにいらしてください!
2016年1月9日~11日の3日間、第55回清里インタープリターズキャンプを開催しました。ご参加いただいた皆さんは主体的かつ、楽しもうという思いを持つ方々でした。おかげで和気あいあいとした雰囲気の中、楽しくも刺激的な講座となりました。
初日は、まず皆さんにインタープリテーションを参加者として体験いただきました。青空の下、皆さんの素敵な作品が並びました。
2日目は皆さんにインタープリターになっていただきました。班単位で作成いただいたプログラムはおもしろかった!
夜には清里の夜の森へナイトハイクに出かけました。
最終日はまとめの時間。それぞれに日常生活や活動場所へインタープリテーションや環境教育を持ち帰っていただくための整理。
僕にとっても、整理の3日間となりました。やっぱりインタープリテーションはおもしろい!そして可能性が大きい!
皆さん、またお会いしましょう!普段着インタープリターとして!
そして、赤と言えば朝焼け。今朝も美しく染まっています。こちらもつい見入ってしまいます。
冬は赤色が気になります。
その後は知人からいただいたアカマツを玉切りにし、薪割り。年末年始でなまっていた身体には、良い運動になったか?しかし、既に身体が痛い…。
昨日はホオジロのさえずり、今日はフキノトウ、明日はいったい…?
昨日(1月4日)は全国的に春の暖かさとの報道がありましたが、八ヶ岳南麓も正しく春の陽気でした。訪れるお客様も雪のない八ヶ岳に驚かれ、「そうなんです、今年は…」という会話が繰り返されます。
山梨県立八ヶ岳自然ふれあいセンター近くでは、ホオジロも歌っていました。まだ上手でないところが可愛らしい。
八ヶ岳らしい冬はいつやってくる?