誰かの影の跡

まずまずの人生をこのまま送るか?
二度とない人生を求め続けるのか?

      オイラは後者であり続けたいです。

縄文杉目指して(屋久島二日目)

2009年06月06日 | 鹿児島
この日は縄文杉を目指すため朝4:30起床。
あたりは真っ暗。
でも駐車場にはもう結構車が停まってます。



車の中で朝食やら準備やら済ませていると夜も明けてきて人も増えてきてにぎやかになってきました。
変わった車だからか、いつも以上に視線を感じます
駐車場もすぐにいっぱいになるし、前夜から停まっといてよかったですよ。








なんやかんやで5時半過ぎに出発




最初はトロッコ軌道をひたすら歩きました。
現在もこの線路は資材運搬の為使われているのだとか…





こんな橋の上も歩いていきます。
落ちたら…たぶん死にます。




歩き出して30分…
雨が降ってきました。
屋久島は雨が多いことで有名だからある程度覚悟はしてたけど、やっぱ雨は嫌。
カッパを着て再出発。

途中欄干のない橋もあったりします。



雨の為、足元注意しなければ…
出発して1時間…





ひたすら

線路…

線路・・・

線路・・・・



歩く事3時間弱、ようやくトロッコ軌道の終点(大株歩道入口)へと辿り着きました。





ここには注意書きの看板が

「遅くとも午前10までにここを出発してください。
 縄文杉まで往復4時間程度かかります」


こんな所で真っ暗になったらたまらんでしょうね。
とりあえず時間は8:30、大丈夫!




これまでの平坦な線路道から一転、ここからは両手を付きながら上るような急な坂が続きます。
雨の中これはつらいよ。

カッパの中メッチャ蒸れるし。




途中、ウィルソン株。
大人が何人も入れるような巨大な株。




何か珍しい木だって近くのガイドさんが言ってました。
先の方が裂けて四方八方に伸びてる杉。




この辺はあまり急ではない山道が続きました。




ちなみにガイドがあった方が色々聞けていいのかなぁって思ってましたが、
いたるところにガイドさんのツアーが行われているのでそれにさりげなく付いて行けば、
色んな所から為になるお話が聞こえてきますよ。





大王杉。
縄文杉が発見されるまでは最も古いと言われてたそう。




こちら水飲み場。
っていうかただの沢の水です。

普通に流れてる水飲んでもお腹壊さないの??
って思いましたがどうやら大丈夫なようです。現地のガイドの方たちもいたるところで水分補給しておられました。

さすが屋久島、沢の水まで飲めるとは…
って、これ今降ってる雨をそのまま飲んでるようなもんじゃん!まいっか…




いよいよここを登ったら縄文杉とご対面。





10:30 縄文杉に到着。

途中土砂降りにあったけど、縄文杉に辿り着いた時は見事な青空でした。
ほんと、山の天気は変わりやすい…






確かにでかいっすねぇ。
でも、その途中でもそれなりにでっかい杉を見てきた感覚もなれたせいか、
そんなびっくりとか、感動とかいうのはなかったかな…。


昔は縄文杉のすぐそばまで行けたそうだけど、世界遺産になって人がたくさん来るようになって、
杉周りの土壌が踏み固められてきたために柵をして近づけないようにしたみたいです。



しばらくボーっと大自然の凄さを感じていました。






縄文杉周りでは弁当を食べることは出来ない為もう少し登って行きました。
こちら少し進んだところにある高塚小屋。
聞いた話によるとさらに登っていけばもっと大きな「新高塚小屋」があるそうな。
とりあえずこの周辺で弁当を食べることに。




中はただの板張り、寝るだけですね。
だいぶ古いです。「新高塚小屋」の方はもっときれいみたい。




弁当食ってるとシカがやってきました。
絶対に野生の動物に餌を与えてはいけません。
どうやら縄文杉近くに住み着いてるシカということで有名みたい。
ガイドさんが「はなこ」って言ってたような…






のんびり休憩したら今度は下山。
途中からまたもや雨が強く降ってきました。
下りでの雨は足元も滑りやすく危ないっすね。




15:30 ようやく荒川登山口へと戻ってきました。

往復約10時間くらいでした。
駐車場からはだいぶ車が減っていました。






縄文杉登山道、「素人だけで行ったら迷うんじゃない?」って言う人もいますが
全然そんな事はないです。
よほど道を外れない限り迷うこともありません。
みんな行く頃の時間帯に行けば色んなガイドだって無料で聞けちゃいます(笑)

あとトイレは一応途中何箇所かあるんですが、
あるだけマシって感じの所でした。匂いはそりゃ凄いですよ…。

でもこういう汚物処理はボランティアの人達が担いで運んでいるらしく、ほんとにご苦労様です。









下山後は尾之間温泉に入浴。
ここは地元の人達が利用する温泉。
行った事あるひとはわかるとおもうんだけど…

ここ温泉としては微妙に変わってて、
中途半端に湯船が深いし…、シャワーは洗髪以外使っちゃダメらしく体は湯船のお湯で洗わなきゃいけないみたいです。






翌日は白谷雲水峡に行く為、そこの駐車場で寝ようと考えていたのですが…
現在工事中とかで途中の道路が夜間封鎖の為、行くことが出来ませんでした。


引き返して「ふれあいパーク屋久島」っていう駐車場で寝ました。
一応24時間開いてる駐車場だけど、トイレは夜間封鎖されてました

屋久島にも道の駅できて欲しいなぁ


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