「勝手に挿し絵」
私が読んだ本の挿し絵を勝手に描きます☆
⑭『日の名残り』
ノーベル文学賞をとったカズオ・イシグロが、品格ある執事の道を追求している男を描いた小説です。
ときいたら難しそうですが、萌えポイントだらけで楽しく読めました。
老執事スティーブンスが、主人がアメリカ人になったため、ジョークで楽しませないのは「職務怠慢」かもしれないと悩んでラジオでジョークを練習し、いざ言ってもすべりまくる・・・。
急に上司が外国人になったサラリーマンのようです。
仕事一筋のため、仕事以外のことには鈍感で、女性のアタックにも気付かず、病気の父より仕事を優先する姿は、哀愁漂っていて、滑稽だけど、切なくて泣けてきます。
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