「勝手に挿し絵」
私が読んだ本の挿し絵を勝手に描きます☆
⑮『シェリ』
恋愛の国フランスで'恋愛の達人'といわれる作家コレットの代表作。
49才の美貌の元高級娼婦レアと、24才年下の美青年シェリの間で繰り広げられる物語です。
会話、インテリア、宝石などの描写がエレガントでおしゃれで、うっとりため息がでます。
びっくりしたのが、シェリがレアを呼ぶあだ名が「ヌヌーン」(ばあや)
(エッ!?いくら年上だからって・・・レア、心広すぎです)
すべての女をとりこにするシェリは、妻とも口論になるのですが、
「そんなことしても、何にもならない」
「どうして?」
「それは、きみがぼくを愛してるからだ・・・」
(すごい余裕です)
「そう、わたしはこの人を愛してる。今のところ、どうしようもない・・・」
(納得するんだ!?)
と脳内ツッコミがとまりません。
やはり恋愛は惚れたほうが負けなのでしょうか・・・。
コレット自身もかなりのモテ女で、年下の恋人がいたそうで、読むとあやかれるかもしれません。
宝塚で上演してほしいです。
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