パーフェクトワールドー君のいる奇跡
岩田 剛典 杉咲 花
川奈つぐみは、東京で高校時代の初恋の先輩、鮎川樹と再会する。
再開したあこがれの先輩は、車椅子だった。
樹は高校時代の夢を実現し一級建築士になっていた。
樹と一緒に仕事を始めたつぐみは
高校時代と変わらず樹を思う気持ちが募っていく。
しかし、樹は、障害者となったことで
結婚も彼女を作ることも拒み、1人で生きると決めていた。
そんな樹だったがつぐみの一途な思いにやがて心を開いていく。
しかし、樹と一緒にいたつぐみがホームから落ちケガをする。
一緒にいたのに助けられなかったショックと、
追い打ちをかけるようにつぐみの父親から交際を反対される樹。
そして樹はつぐみと別れることを決心する。
一度は別れた2人だったが再び2人の運命が
2人を引き合わせる。
いくつもの苦難を乗り越えて2人が結婚するまでを描いた
心温まるストーリー。
簡単に書いてしまえばこんなストーリーだけれど、
実際に健常者と障害を持た人との恋愛は
一口には言えないくらい大変なことかもしれない。
しかし、私は思う、何を持ってして健常者というのだろう。
身体障害者は確かに目に見えてわかるかもしれない。
でも健常者と身障者の違いなんてどこにあるんだろう。
私なんか脳梗塞になった時、ろれつは回らなくて言葉が出ないし、
右手はだらり、右足は力が入らずまっすぐに歩けない。
なんてね。幸い元には戻ったけれどね。
右手骨折して何とか機能戻ったけれど握力は9.6。
いまだにポットボトルの蓋は開けられない。
出来ることとできないことが出来ちゃったよ。
健常者といえどもなんかしら抱えて生きている。
人間は助け合って生きていく生き物だから、
出来る人ができない人助けて行く。
あれ、何を言おうとしたのかな・・?
あははははっ。
まっ、健常者と障害者の違いなんてないのかもしれない。
助け合って生きて行けばいいってことだよね。
なんてさ、考えちゃいました。(笑)
甘いかな・・まっ、甘くでもいいや。
私は人と人の境いは作らず楽しく生きて行きたいよ。(笑)