来ちゃった

通産３人目の俺訪問。やってきたのは出会って１２年目、中学高校の６年間ほぼ毎日一緒に自転車で下校していたS.O君。神奈川から茨城くんだりまで来ていただいてありがとござます。

ちなみに彼の紹介を軽くすると、中学・高校と所属していたソフト部にてキャッチャー＆副キャプとしてチームを支えてくれた古田的存在（右投げ左打ち）。得意技である「ポテンヒット」はあまりにも有名である。
現在はチームではなく俺の精神的支柱として抜群の働きをしているにも関わらず、それにたいして何の見返りも求めてこない、見た目どおりまさに大仏様。一生坊主でいてください。

そんな彼が茨城に来たのは、俺に会うため・・・だけではなく、茨城にある有名美術館（笠間・水戸）を観覧するため。彼がいなければ俺はその存在にすら気づかなかったハズ。またまた感謝。

で、昨日のブログに書いたとおり俺はつくばのS石宅にて殉死寸前だったため、彼は一人で笠間の美術館に行った後、１２時に水戸駅で俺と合流して二人で茨城県近代美術館にGOというスケジュールを立てる・・・が、さっそく笠間で電車一時間待ちという茨城の厳しい洗礼を受け、集合時間を１時に変更。まぁ彼は横浜に住んで５年目というアーバンボーイだから仕方ない。水戸線ナメンナヨ。一時間に１本なのにsuica使えるんだぞ。ちょっとしたユニバーサルサービスなんだぞ。いらねー。

というわけで、水戸駅で合流後、美とは程遠い、むささ満点の漢２人でだらしなく汗をたらしながら茨城県近代美術館に突入。正直ちゃんと美術館に行くのは生まれて始めてかも。入場料３００円という安さに不安を覚えながらも、若干興奮気味に前進。衝撃。笑撃。菱田春草の描く人生投げやりになっちゃった人の絵（俺にはそう見えた）、入り口に置いてあったロダンの迫力満点な彫刻のせいで、まったく印象に残らなかったその他の彫刻たち（ちょっとは配置考えろよ・・・）、土谷武の理解に苦しむ作品（これが理解できるって人は多分変人です）、舟越保武の絶望感溢れる兵士の像、なんかもういろいろありすぎて、終始騒ぎっぱなし笑いっぱなし。学芸員にいつ怒られるかとヒヤヒヤしながらも充実した１時間を過ごせましたー。来週から気まぐれ美術館という期間限定の展示会が始まるみたいなんで、また行きます。もちろんS.Oと。よろしくどうぞ。

いやぁしかし友人がはるばる茨城まで遊びに来てくれるってのは想像以上に嬉しいもんですね。なんせいろんな意味で微妙な場所ってことで、なかなかみんな行こうって気がおきないみたいで・・・ってことでいいんだよねっ！？ねっ！？俺に魅力がないとかじゃないよね！？そんなもやもや病に悩まされながら、明日からの仕事に備えてそろそろ寝ます。

いつのまにか社会人二年目に突入していた患者でした。

P.S.タケルさん、強く生きて。