気だるい

最近異常なまでの気だるさを感じています。

全身から力が抜けていくような、いや、そもそも力というものが私の体には存在しなかったかのような、体の奥底から湧き出る虚脱感に全身を支配され、普通に歩くことすら億劫な状況が続いています。

分かりやすく例えるならば、

北辰会館トーナメントの決勝で、竹宮流柔術の幻の必殺技「虎王」を決めながらも、一瞬の油断から姫川勉の上段廻し蹴りをまともに顎に喰らってしまい、紐が切れた操り人形が如くぐにゃりと倒れこんでしまった、グレート巽が社長を務めるプロレス団体FAW（東洋プロレス）の長田弘のような感じです。

もしくわ、

100年に一度開催される中国最大の武術祭典において、ベストコンディションの範馬刃牙（もうじき18歳を迎えようとする、地上最強の父を持つ地下闘技場最大トーナメント優勝者）に対し、共に偉大な父を持つ者同士の共有感（シンパシー）を感じながらも、崩拳（中段突き）のかわしざまに合わせられた右に正確に顎の先端を捕らえられ、脳が頭骨内壁に激突し、あたかもピンボールゲームの如く頭骨内での振動激突を繰り返し、典型的な脳震盪の症状を作り出され、さらには既に意識を分断されたところに下顎へダメ押しの左アッパーを食らい、崩れ落ちる体勢を利用された左背足による廻し蹴りによって更なる遠い世界へと連れ去られた（その間、実に2秒）、前回大会覇者の郭海皇の孫・春成のような感じ、と言ったほうが伝わるかもしれませんね。

とにかくもう立つのも必死なくらい。

とりあえず明日は昼まで寝ようと思います。

僕の体はどうなってしまったんだ・・・