読書

歯と喉と舌が痛いです。
患者です。

異常に現実逃避したくなっているため、最近は本を読み漁っています。

読むのが遅いのと、主な読書時間が通勤中と寝る前に限られているため、3日に1冊という大変遅いペースですが、「えっｗちょｗ今更ｗｗｗ」な本をいっぱい買い込んでおります。

昨日は私の好きな奥田英朗のララピポを読破しました。

ララピポ (幻冬舎文庫) 奥田 英朗 幻冬舎 このアイテムの詳細を見る

そーいや、映画にもなってましたね。

内容は、1週間くらいの間に起きたいろんな出来事を、6人の視点で綴った群像劇？って言うのかな？？

登場人物はみんな笑えるくらいダメな方々ばかりですが、自分もダメ人間の部類のため、心の底からは笑えず、むしろ自分と重ね合わせながら読んでいました。

下品な描写もチラホラあるため、性的描写に免疫の無い女子には気軽にお勧めができませんが、自分に少しでもダメ人間の気があると思われる方はぜひ！！

この小説の中で気に入った一節を書きとめておきます。

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世の中には成功体験の無い人間がいる。何かを達成したことも無ければ、人から羨まれたことも無い。才能はなく、容姿には恵まれず、自慢できることは何も無い。それでも、人生は続く。この不公平に、みんなはどうやって耐えているのだろう。
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「それでも、人生は続く。この不公平に、みんなはどうやって耐えているのだろう。」というところがやけに心に引っかかりました。

なんでだろう。


さて、今日はこれから重力ピエロでも読むとします。

明日よ来るな。