いま、殺りにゆきます

おいもっこりー。
非常にセクハラなアイテムを人材派遣の女子にいただきました。
患者です。

先日まゆげクリニックにてイニシエーションラブという傑作を紹介させていただいたのですが、意外にも多くの人から反響があり、blogの影響力を改めて実感しております。

というわけで、今回は逆にあまりお薦めできない本を紹介してみたり。

いま、殺りにゆきます 平山夢明 情報センター出版局 このアイテムの詳細を見る

多くの日本人が涙したあの傑作の題名を、まるで風俗店のような感覚（例：パイパニック）で模した逸品。

コンビニでふと見かけただけなのですが、気付いたらビジネスバッグの中に混入されていました。


まぁ手に入れてしまったものはしょうがないので、ミステリー的な内容を予想して家で一人でモソモソと読んでいたのですが、

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((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル

ナンデスカこの理不尽な犯罪の数々は。。。

愛犬の足が何者かに一本ずつ折られたり、部屋で寝ている女性に突然男が襲い掛かり、100匹のゴキ○リさんが入ったビニール袋を被せたり、手足を折られまくったり、電車でカッターナイフを持った男（オラ男と呼ばれていました）が女子高生をオラオラと殴り続けたり・・・

そして、それらの全ての暴挙に理由が存在せず、話の最後にはお決まりの「犯人は捕まっていない」。

全て実話というのがこれまた恐怖を倍増してくれます。

ここまで読後感の悪い本に出会ったのは産まれて初めてです。

裏面に「修羅が支配する、地獄と化した現代を描写する実話恐怖短編集」と親切に注意が書かれているのをうっかり見落とした私の責任ですね。

2話目の「峠で壊れて」とかは面白かったんだけどなぁ・・・


娘が生まれたら、絶対に一人暮らしはさせないようにしたいと思います