ラーメンと残暑と

私の誕生日（11月19日）が休日であることに気づいてしまった患者です。だからといって何かあるわけではありませんが。

昨日は日曜日にもかかわらずお仕事。

茨城県は石岡市の現場事務所にて、セコセコと資料作りしてました。

さてさて、会社外での作業となると、毎回気になるのがお昼ご飯の場所です。

というわけで、本日は先輩の薦めで「朝日屋」とかいうラーメン屋に行ってきました。

先輩曰く、インターネットでも紹介されている名店。

先輩曰く、近くに来たら必ず寄ってしまう。

先輩曰く、ここの餃子は天地にその名を轟かせる傑作。

そんな高い前評判を聞きながら、胸を躍らせつつ辿りついたのが、上の画像のお店です。

・・・ま、まぁレトロな感じで味があっていいよね。なんか歴史を感じさせるよね。

とりあえず恐る恐るのれんをくぐる私と先輩。

立て付けの悪い引き戸をガラガラーっと開けると、

出迎えるはGパンにランニングシャツの60歳は超えているであろうおじいちゃんと、目尻の下がったふくよかで優しそうなおばあちゃん。

多分お見合い結婚。

店内は油がそこらじゅうの物にこびり付いていて、年季の入った雰囲気が蔓延してましたが、店の見た目と味は比例しないというのが料理界の鉄則。のはず。

頭によぎる嫌な予感を必死で振り切り、気力を振り絞って注文する私。

「ラーメンと餃子」

口いっぱいに広がるジューシーな肉汁、モチモチと歯に絡みつく皮・・・
想像するだけで涎が口から溢れそうです。
さあ餃子よ！お前は果たして私をどこまで楽しませてくれ・・・

「餃子はこの時間やってないよ」

餃子食べれませんでしたー。

いきなりの強烈なカウンターパンチ。
客の入るお昼時に十八番を温存するとはなんて自信過剰な店でしょうか。

その潔さに免じて、今回はラーメンだけで許してあげることに。

そんなこんなで、餃子効果で涎が口を埋め尽くした状態で待つこと20分。

ようやく出てきました、先輩大絶賛のラーメン。

ラーメンから立ち込める湯気が私の汗線を刺激し、ダラダラと垂れ流される私の汗（主に額部分）。

汗といえば、そういえばこの日はとても暑かったです。

あとでニュースを見ると、なんとこの時期には異例の最高気温33℃を記録していたとか。

空気がいつもより重たく感じました。
（実際、私のスーツは私の汗を存分に吸収し、その体積を増していたと思われます。）

宇宙船でナメック星に向かいながら修行していた孫悟空の気持ちが少しは理解できたのではないでしょうか。

しかし、こーゆー日に仕事というのは非常になんというか疲れが2倍以上になりますね。

ただ、今日喫煙所で偶然居合わせた先輩との話題に困った時に

「昨日やたらと暑かったですね～」

と話すことで、その窮地を免れることが出来たのはよかったです。

あと、現在プチダイエット中なので、贅肉削ぎ落とし効果もあったかと思うと、ちょっと得した気分。

私もポジティブシンキングとやらが上手くなったものだなぁ。

あ、ラーメンは普通に不味かったです。