まゆげクリニック

メンタル、フィジカル両面に弱点を有する患者のリハビリ日記。

表面張力

2010-07-03 00:48:05 | カルテ
RUSTY NAILの動画を繰り返し見ています。
患者です。

私は、この世に生まれた時から人と会うのが苦手です。人と話すのが苦手です。人の目を見るのが苦手です。人が苦手です。

人見知りというのは、あまりよく知らない人と話すのが苦手なことを指しますが、私の場合、あまりの対人スキルの低さに、知っている人であってもしばしば極度の不安に悩まされるのです。

会社に行くとき、飲み会に行くとき、旅行に行くとき、どこかに遊びに行くとき。

常に精神的に追いつめられるような、ギリギリで踏みとどまっている感覚に襲われます。まさに表面張力のような感じ。

もちろん結果的に楽しかったで終わることもありますが、そんなことはごく稀、もしくは本当に限られた友人とでしかありえません。

本当に人が怖くて怖くてしょうがないのです。

飲み会やら旅行やらBBQやら、みんなキャホホーイって楽しんで行っているのですが、私はその誘いが来ただけで胸が苦しくなるというか恐怖に打ち震えてしまいます。

積極的に参加している周囲の皆様が信じられません。


という感覚って、対人恐怖症の症状なのでしょうか。

それとも、みんなただそれをひたすらに隠しながら、無理して楽しそうにしつつ、影では私と同じように恐怖に打ち震えているのでしょうか。


私は夢もスキルも何もなく、凡人の中でも最下層の、ゾウリムシレベルの人間なので(私ごときに例えられてゾウリムシも迷惑かもしれませんが、、)、偶然入ることのできた今の会社にすがりつくしか生きる道はありません。

しかし、このような対人スキルが低い状態で、会社でうまくやっていけるはずもなく、また、人生を楽しむこともできず、ATフィールド全開で人との接触を避ける私に周囲の人間は次々と興味を失い(特に会社においてそういった事象が顕著)、ますます人が怖くなるという悪循環。

他人にとっては、この悪循環ってはっきりいってどうでもいいというか、めんどくさいだけってのは分かっているんですが、こればっかりは・・・


この対人恐怖症の根本にあるのって、やはり頭の悪さなんだろうなぁって最近思います。

人と何を話したらいいのか全く分からないし、相手が何か言葉を発してもそれに対してどう返せばいいか頭に浮かばず。話題なんて何にもないし、相手に何か話してもらおうと思ってもどう話をもっていけばいいかさっぱり。はぁはぁ。

怖すぎます。


この恐怖心はこれから劇的に改善されることもないだろうし、一生悪循環を繰り返していくんだろうなぁと想像すると、生きることがとてつもなくめんどくさくなります。

とは言いつつも、生まれた義務として生きていかねばならないので、とりあえずなんとかやっていきたいと思います。


この文章を見て、大半の人は「なんだこの患者ってやつ、まじ気持ち悪いんですけど。てか臭いんですけど。」と思うかもしれませんが、同じような感覚を持っている方が少しでもいることを信じながら筆を置きます。

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