なかなかブログを書くことが出来ず申し訳ございません。
家族に少し色々と複雑なことがありまして、すっかり鉄道模型活動もブログも止まっておりました。
以下は、色々あった前に途中まで書いていた内容となり、今の状況とは少し合わないかもしれませんが、興味のある方はご覧ください。
恐らく世間的にはもちろん、東海や近畿以外の鉄道好きにもそこまで広くは知られていない路線ではあると思います。
JR参宮線は、三重県の紀勢本線 多気駅から伊勢市駅、二見浦駅を通り、鳥羽駅に至るローカル路線です。かつては紀勢本線の一部だったそうです。
伊勢海老や真珠、水族館で有名な鳥羽、夫婦岩や戦国テーマパークで有名な二見浦、伊勢神宮で有名な伊勢市など、観光需要が大きそうな路線に見えますが、ほぼ同じところを平行に走る近鉄鳥羽線や山田線が複線電化で本数も多いのに対し、参宮線は非電化単線で本数も少なく、大きく遅れをとっています。
そんなローカル路線で、私が好きなところは、気動車の趣はもちろんなのですが、鳥羽駅〜松下駅間にある、入江の真ん中を走るところです。
↑写真の赤丸場所です。
大きな川こそ渡ることはあっても、こういった入江のような場所を横切るパターンはあまり見たことがありません。
今は片側にフェンスが設置されてしまいましたが、少し前までは、どちらの車窓を見ても海という驚きの光景でした。
まるで海の上を走ってるかのような、夢の車窓が広がっていました。
おそらく、伊勢や鳥羽を観光する人の多くは近鉄に乗るでしょうし、JRが走っていることすら知らない人も多いでしょう。
これからも、この風情あるローカル線を応援していきたいです。
今回紹介したJR参宮線へは、名古屋から特急ワイドビュー南紀に乗るか、快速みえがおすすめです。
途中、松阪で松阪牛を食べて、伊勢市で伊勢神宮などを観光、二見浦で夫婦岩やシーパラダイス、そして鳥羽で水族館や真珠島など観光名所も沢山です。