今日は『オーマイゴッド』からこのセリフにしました。イ・ジヨンという役名の女性が2人出てきてややこしいので、セリフ主を便宜上ジヨンbとしました。同姓同名故に取り違えるドタバタドラマなんですが。
このセリフは…
ジヨンは投稿した脚本がチーム長に見いだされて、ジヨンが所属する制作会社のインターン作家として採用されました。が、このチーム長はジヨンの夫ホリムの浮気相手でした。ある日ジヨンとチーム長が会社にいる時にホリムがやってきて、チーム長はジヨンがホリムの妻であることを知り嫉妬心を起こし、きつく当たり始めました。このセリフはジヨンがアルバイトをしているのを目撃したチーム長がジヨンに言った言葉になります。
以前「俺はミュージシャンだ。だから音楽で語りかける。他のことに熱心なのは、音楽に自信がないからだ。」というセリフをご紹介しましたが、性格的によく似たセリフな感じがします。
どんな仕事に就いているにしろ、その道のプロなのですかはその仕事に精を出すのは当たり前のことです。ことにより高いオリジナリティの必要な、作家や音楽家、画家、書家といった仕事は、寝食忘れてそのことばっかり考えるようなスタンスがいるのでは?例えばドビュッシーなどという作曲家は、1つの音にフラットだかシャープだかをつけるかつかないか一晩中考えたといいます。
ですから現在のようにメディアへの露出や自blogを炎上させるような方面に熱心では困る訳です。
研究者もそうです。野口英世という人は、行きつけの食堂での昼食でも本から目を離さず同じものしか頼まなかったので、食堂の店主は野口英世がやって来ると黙っていつも同じ料理を提供したそうです。