今日は昨夜日本初放送の大団円を無事迎えた『ヒョンジェは美しい』からこのセリフにしました。このセリフは…
スジョン(ミレの母)は、生体肝移植しか方法がない状態にありましたが、夫も長男も条件が合わず、ミレは出産を控えている状態にありました。そんな中でヒョンジェが移植を申し出て、検査したところ移植が可能だとわかりました。ところがこれを聞いたギョンエ(ヒョンジェの母)は、自分になんの相談もなかったことも相まって、親からもらった体に傷をつけるなんて、と猛反対します。それどころか当のスジョンさえ、もうすぐ子供の父親になるヒョンジェには頼めないと、拒否します。こうした事実を知って一番心中穏やかでないミレでしたが、そんなミレに、ヒョンジェは「僕も人間だから葛藤はあった。」と言って移植を諦めない考えを話します。その時にヒョンジェが言った言葉になります。
"Simple is best."などと言いますよね。一方で単純馬鹿という言葉もありますが、究極の選択を迫られたような時、危機迫る時に、複雑なことを言ったり考えたりする暇はありません。ヒョンジェは、スジョンの命を救う=自分がドナーになる、これだけを考えたのでしょう。自分がこうした現場に立たされた時の参考になる名セリフです。