今日は、少し趣向を変えまして、バラエティー番組の『見習い社長の営業日誌』から、レギュラー出演している俳優のチョ・インソン氏(『春の日』、『バリでの出来事』、『少女マンガのように』)の言葉をご紹介します。この言葉は…
インソン氏は同じ俳優のチャ・テヒョン氏と二人で地方にあるよろず屋で 見習い社長として働くことになり、ほぼ毎回入れ替わりでやってくるバイト役の俳優達と店を切り盛りしていきます。9日目には女優のチョ・ボアさんがバイトとしてやってきて、総出で雪かきをしたり、間違って値段より多く現金を受け取って慌てたりしながら、それでも一日の営業を無事終えます。閉店後、三人は鍋を囲んで談笑しますが、その際ボアさんがドラマだけではなく映画にも挑戦したいが、ドラマと映画では違いもあって、と不安をのぞかせます。その際にインソン氏が話した言葉がこの言葉になります。
名セリフをご紹介することを第一義としているこのブログとしては、今日は脱線気味になりますが、内容がドラマに関することですし、俳優のインソン氏の言葉でもありますので、取り上げてみましたが、いい言葉ですよね!この言葉の逆で誰もが皆主人公的な話をよく聞きます。しかし、実際にそんなことは不可能ですし、一昨日ご紹介した「人生は舞台だ。」ではありませんが、舞台の上ではそれぞれの役割を演じていくことになりますよね。
そんなわけでインソン氏のこの言葉は、生きていく上で、必ずしも主役=社会や組織のトップになる必要はなく、自分に与えられた役割をしっかりこなして継続していく、それが人生だ、というように聞こえました。
ちなみに、映画出演に不安を感じるボアさんですが、チャンヒョク氏と出演した『愛の棘』では、チャンヒョク氏演ずる高校教師に異常執着する女子高生役で出演、鬼気迫る見事な演技で感動した記憶があります。