連休中ということで今日もレギュラープログラムはお休みで(笑)、映画『ちりも積もればロマンス』からこのセリフを選びました。このセリフは…
ホンシルは、自分の銀行口座の預金金額が限度額いっぱいになることを知りました。その際銀行員のグァンウが他人の名義の手に入れる、と言ったことを思い出すと、滞納で家を追い出されたニートのジウンを名義を借りようと、ビラの屋上にごちそうを用意するとジウンを誘いました。
ジウンは再開発でこのビラを追い出されることになっており、ホンシルから、行くあては?、訊ねられ、心のおもむくままに、と答えました。するとホンシルは、特技は?、と尋ねましたから、ジウンは鶏の泣き真似を見せました。それを見たホンシルは、よく生きてられたわね、と呆れたかえりました。しかし、ジウンは、だからこれからもどうにか生きていける、と平然と答えました。それでもホンシルは更に、これからどうするのか、と尋ねました。その問いに答えたジウンの言葉になります。
これ、調べてましたら、ほんとにマタイ伝の中に、
「あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります。」
という1節がありました。さすがはクリスチャンが人口の半分を占める本国だけのことはあります。
確かに聖書やジウンの言う通りです。心配というのはほんとに厄介で、心配しても何も変わらないのに人は無暗に心配しますよね。そういう時は、是非、このセリフを思い出したいものです。