~上海どんぶらこ~

2022年7月、3度目の上海上陸! 中華圏と日本を行ったり来たりのどんぶらこ生活。きっと最後の海外生活記録ブログです。

2023年3月28日 西安・成都旅行2日目-①

2023-03-28 08:54:46 | 日記

ホテルの朝食ビュッフェは、西安料理が多くて楽しかったです。



街中のレストランでは羊肉を使うことが多いみたいですが、ホテルでは牛肉を使った泡馍(パオモー)です。 ほんとは、固いパンみたいな煎餅みたいなのを自分で細かくちぎって、スープをかけてもらうらしいのですが、ホテルでは、あらかじめちぎってくれてます。

スープがしみこんで、パンがやわらかくなって、おいしいです。 



豆腐脳も、しょっぱい系か甘い系が選べますが、いろんな具をスプーンで1匙づついれてくれるので、効率が悪い・・・お豆腐はできたてで、美味しいです♪

兵馬俑までの行き方ですが、行きは鼓楼のウラにある旅行会社の直通バス 往復で49元。30分に1本出てますが、私達はすぐのやつには乗れなかったので、予定が決まってるなら予約したほうが良いかも。



しかーし、結果としては、帰りはこのバスで帰ってこなかったのと、ガイドさんの中国語が速くて全然わからんかったので、ムダだったかなぁ~と。 あと街中はかなり車も混んでいるので、次回行くなら、帰りのルート 地下鉄のバスで動いた方が時間の無駄が無いなと思いました。

1時間半ほどで兵馬俑到着。

昔来たときは、ほーんと何にも無くて、砂の舞う道を馬車の荷台みたいなのに揺られて行ったような覚えが。もちろんピカピカの観光地になっておりました。



で~~~っかい始皇帝の像。
始皇帝は私の中では、吉沢亮くんなんだけどね・・・全然違うよね。



この辺りで写真を撮ったりしてると、ガイドさんがやたらと客引きをしています。 イヤホンガイドはネットだと日本語あるって事だったんだけど、カウンターでは中国語しか無いと言われ・・・(T_T) 客引きガイドに「日本語を話せるガイドさんいる?」とダメモトで聞いてみたら2人いると! 値段も200元との事なので、お願いすることにしました。 5分ほどで同じ歳くらいの女性のガイドさんと合流。 

こちらも結果、雇って良かったです。
2時間の予定だったけど、結局、お昼ご飯食べ終わるまで一緒にいたら4時間。
日本語、わかりにくいところもあったけど、説明も丁寧で詳しくて、大正解。



入場料は兵馬俑と始皇帝陵のセットで120元。

兵馬俑とは、簡単に。
キングダム読んでる方にはお馴染みの、始皇帝(紀元前259年-紀元前210年)名を嬴政(エイセイ)が、死後の世界でも、生涯と同じように、軍事力と皇帝の地位を持ち、永遠に守られるために、秦始皇帝陵と兵馬俑の造営を、13歳で皇帝になってすぐに命じました。秦の毎年の収入の1/3を使い、70万人以上の職人と労働者を動員し、約40年かかって完成しました。

まずは1974年に初めて発見された一号坑へ。
長さ230メートル、幅62メートル、深さ5メートル、総面積約1万4260平方メートルという巨大な広さに、いっぱいの兵士や馬をかたどった像が並んでます。










1番の番号がついている所が、1974年に干ばつに悩む地元の農民、楊志発さんが井戸を掘っていて、カケラを見つけて、この大発見に繋がったとの事。 平均身長180センチの兵士達は、顔、手に持つ武器、服装もまちまちで、驚くほど細かく作られてます。

1974年に発見された事になってますが、そんなに地下ではなく、この井戸も2~3㍍掘ったところで、ぶつかったらしいので、実際にはもっと昔から、地元の人々は何かある事は知ってたと思われます。 



真ん中の大きな穴は、地元の人のお墓の跡なので、掘ってるじゃん・・・って話。

もともと兵士が並んでた上には、丸太が並べられて、屋根になってました。畝みたいに見える通路がボコボコになっているのは、その丸太の跡で、所々黒っぽく見えるのは、楚の武将・項羽によって、破壊されて焼き尽くされた跡と言われてます。

項羽が秦の始皇帝陵を破壊した証拠発見?

このバラバラにされた破片を、パズルのように合せて復旧していくようですが、今はAIが破片の形を分析して組み合わせていくそうな。



発掘された兵士の細かい部分の画像をガイドさんがお持ちだったので、いただきました。

肌の色や、髪の色もホンモノの人間みたいです。


自分の家のお墓を掘っていて、こんな像の顔が出てきたら、怖かっただろうなぁ。


髪型もキレイで細かいです。


昔の人は親からもらった物は切ってはいけないとの事で、髪の毛もヒゲも伸ばしていたそうな。 罪人になるとヒゲを剃られてしまうので、すぐわかるとの事。

睫毛も♪



続いて、二号抗へ。
広さは約6000平方メートルなので、一号に比べるとかなり小さめ。
ここで発掘された目玉は、「跪射武士俑」



確か、唯一の完全体で発掘されたってガイドさんに言われたような・・・
ボーガンのような形の弓を持っている兵士さんです。



髪の毛の三つ編みもキレイ。





靴の裏も、滑り止めになってる様子がクッキリと。



この像が、西安のある陝西省の形に似ていると言われているとか。



似てるか似てないか、微妙だけど・・・
チーバくんみたいにしちゃう??


長くなったので、その2へ続く・・・



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