「全国青年大集会2013」(実行委員会主催)が20日、東京・明治公園で開かれました。強い風雨、吐く息が白くなるほどの寒さを突いて、全国から1500人の青年が参加し、若者を使い捨てるブラック企業を告発し、たたかいを交流。集会では、不当な解雇・雇い止めの撤回を求めて裁判をたたかう秋田書店、カフェ・ベローチェ、日本航空の女性労働者、業者青年の代表、路上生活から生活保護を経て社会復帰した青年らが実態を語りました。
秋田書店で景品水増しを告発し、パワハラを受け不当解雇された女性が声を震わせながら、「おかしいことはおかしいと私が声をあげることで、今苦しんでいる誰かが立ち上がり、前に進む力になりたい」と語ると、「がんばろう」の声援がかかりました。
北海道、青森、福島、静岡、大阪、長野、東京、京都の地域実行委員会が各地の活動を報告。「社会を変えるため、全国で連帯を広げていこう」との訴えに「そうだ」の声や拍手が起きました。
ブラック企業大賞実行委員会の佐々木亮弁護士、自立生活サポートセンターもやいの稲葉剛代表理事、全労連の大黒作治議長、日本共産党の市田忠義書記局長が連帯あいさつしました。
市田書記局長は「若いみなさんが本当に未来に希望がもてる社会、安心して、学び、働き、幸せになれる社会をめざして、一緒にがんばりましょう」と呼びかけました。
新潟県からは、新幹線やマイクロバスで23人が参加しました!私も全国の仲間に再会したり、たたかう青年たちの発言に励まされました。
新潟から参加した方の感想をいくつか紹介します。
「全国から多くの人たちが参加していて、とてもよかった。雇用問題の深刻になっていることがよくわかった。」
「マスコミだけでは理解できない『現場の生の声』をきけてよかった。現場の声が大事だと思った。次回も参加したい。」
「『鮮度が落ちたから』というベローチェの方のお話は、身につまされるものがあった。パレードやれなくて残念。」