自分の存在を
確かめる方法
其れは多種多様に
あるモノですが
忘れられて逝く事が多い
いつ迄も焼き付けて
おきたいモノの
時間が其れを
薄れさせて逝く
もし
手の届く処に
貴男が居たら
ずっと忘れないで
居られるのに
そうもいかなく
遣り場の無い憂いを
壁に叩き付ける
困惑した其の中で
その意義を通すのが
難しくも簡単なのか…
ただの偽りでも無く
漠然とした何かを見て
怯えたのでも無く
ただ楽な方へと
向かうのか…
だが
気づいた其の意義に
今は何を想い
何を磨る冪か…
立ち向かう勇気
受け入れる術
入り込まれる余裕
其れは何よりも大きく
何よりも必然
其れを見つけた後
大きく変動する自分の性
愛という輪廻に周りつつ
其の信頼は
何よりも硬く
其の言動は
何を発しようとも
全てが全て…
見つけてしまった
其の為に…
出会ってしまった
其の者に…
魔性の称号を
返上した其の時に…
死別する迄の
誓いを交わす…
其の存在
宝
一部
居場所
来世では
どの様に出会い共
今は愛しき人…
共に超えて逝く事が
私の生き甲斐…