曲に流され対極を識る
世に奏でる個の音色は
誰にも真似できない
ただ 一つの音色
必ずしも
聞こえて来るモノでもなく
流れて来るモノでもない
共鳴した誰かにしか
伝わる必要も無く反応し
連動してきた者だけが
酔い識る事の出来る
不可思議なモノ
何をどう伝える?
何を視って欲しい?
弧の描く音色は
我儘で気紛れ
フとたまに
聞こえなく成る事も
少なくはない
だから追うの?
そんな
ワケの解らないモノを
追求する為に・・
しかし
欲しく堪らなくなる
其の欲は果てを知らぬ
枠のない檻の
居心地は面白い
桁外れの
零下と加算が
其処には侍り
訳も無く互いを
吸収したがる
まるで
過去には
一つだったかの様に
絶える事も無き熱き心は
焦がれる事もなく
只満たされ続ける
そう
生きている僅かの
時の中で
推挙発芽
(すいきょ はつが)
一般的には
官職・地位・仕事
あるモノに適し
推薦し芽がでる