フランス人交友記録

フランス人との交流を通して感じたことを書いています。

モノプリでの買い物と、マレ地区の小散歩

2024-09-02 08:22:37 | 2024年の旅

 

帰国への出発当日、ソフィー宅から戻りったのはお昼前だった。取り急ぎ、すぐ近くのレアールのモノプリへ向かった。本来ならもう少しゆっくり見たいものもあったが、最低限の買い物だけにとどめた。

 

冷蔵庫のものは私達の滞在を思って準備されたものだ。もちろん、しっかり昼ご飯としていただき、持って帰れるものは持って帰ることにした。

 

そして、マレ地区をもう少し歩きたいと思っていたので、ほんの近場だけだが、マレを散歩した。

マルチーヌと歩いた時、偶然日本人女性が店員として働いていた店に入ったので、そこを再訪。カマルグのお米を使った石鹸など置いてある店で、もちろん観光客向け価格ではあったが、記念に小さなものをいただくことにした。



二年前、行きの飛行機内で知合ったやはり日本人が勤めるお菓子屋さんにも寄ったが、こちらは別の日本人女性がいて、機内で会った女性はお休みの日だったらしい。

 

そうこうするうちに雨が降り出し、傘を使うくらいの雨になったので、急いでマルチーヌのアパートに戻った。

ポンピドーセンターがすぐそばに↓

スーツケースのパッキングを済ませたところで、もういい時間になっていた。

フライトは19時半だが、余裕を見て、15時に約束のタクシーがやってくる。

 

忘れ物がないか点検をして、鍵をテーブルに置いた。

そして下で待っていたが、少し遅れているようだ。

こうなると心配になる。


ソフィー達にお別れ、 またきっと会えるだろう。 

2024-08-30 11:25:00 | 2024年の旅

翌朝、少し遅めの朝食をゆっくりいただき、名残を惜しんだ。

赤いプラリネ入りのブリオッシュ、元々はリヨン名物で以前はリヨン以外で見かけることは少なかったが、今回は、マントンのパン屋でも、ここパリでも食卓に上がった。

もちろん、私たちとしては、できるだけ早く、マルチーヌの家に戻り、帰国に備えて、スーツケースなどの準備をする必要もあったし、最終の買い物もしたかった。

が、そう言うわけにはいかない。

 

二泊したおかげで子供たちとかなり打ち解けてきたし、特に妹のエンマとは初めての対面だったが、笑顔がいっぱいの仲良しになれた。お別れだが子供たちは感傷的にはならず助かった。

 

聞けば、ご主人のガブリエルは、この秋、仕事で東京への来日予定があるそうだ。

もし時間が許せば、ぜひ関西へと話した。

 

そして、彼らのおもてなしにお礼を言い、別れを告げ、出発した。



マルチーヌの家に戻った。

マルチーヌは田舎(実家)へ帰っていて、パリの家にはいないが、鍵は貸してくれている。

私たちが退去するときはドアは自動ロックがかかるから、鍵は机の上に置いて帰ればいい。彼女は合鍵をもっているから大丈夫という段取りだ。

 

マルチーヌからの置手紙があった。

「マレ地区での生活体験を楽しんでくれるよう願っています」と。

ソフィー宅に二泊したことで、彼女のこの気持ちに十分に答えられなかったことが少し悔やまれる温かいメッセージだった。

 


予定を変更して結局もう1泊することに・・・。

2024-08-28 11:05:17 | 2024年の旅

 

ボンマルシェも2019年の春以来だが、ずいぶん高価なものが増えているように見えるのは、円安のせいなのだろう。

 

時間に余裕がなくて、もしかしたら、効率よく見ることもできていなかったのかもしれない。とにかく興味深いものもなく、結局食料品の売り場でソフィーたちへのお土産だけを買って、ボンマルシェを後にした。

 

どうやら、雨が降っていたらしい。ちょうど中にいて、傘を持っていなかった私たちはラッキーだった。

 

メトロに乗り、ソフィー宅の最寄り駅の一つ手前の駅で降りた。

そう言えば、この辺りはマルシェが有名らしい。もしかしたら、ずいぶん前に来た事があるのかもしれないが、記憶は定かではない。

今回はかなわないが、ゆっくり歩いてみたいところでもあった。

 

ソフィーの最寄り駅に近くなった時、ソフィー宅に向かい歩いていると、ソフィーが前を歩いていた。

「ソフィー」と呼ぶと、「雨に遭わなかった?私たちは傘が一つしかなく、ぬれねずみになったのよ。子供たちは早速シャワーを浴びているわ」と言った。

ソフィーは帰宅したのちに、また買い出しに出かけていたようだ。



ライスサラダの様な夕食↓

夕食が済むと、時間もかなり遅くなったが、ガブリエルが送ってくれるという。

それではあまりに申し訳ないので、自分たちだけで帰れると言っても、なかなかうんと言わない。それどころか、「今日も泊まって、明日帰ったらどうか」とまで言ってくれた。

きっと「帰る」と言ったら、絶対送ってくれるだろうから、それはあまりにも申し訳ないので、今夜は泊めてもらい、明日の朝、自分たちだけで帰ることにした。

ただ、朝何時にここを出発できるか、一抹の不安はあった。もう明日マルチーヌ宅へ戻り、荷物を整理し、空港に行くまでの間しか自由時間がない。

パリではまだ最終のお土産を買っていなかったからだ。



そして、一番気がかりな空港までのタクシーをどうするか。マルチーヌは家のそばでタクシーが拾えるからと言った。流しのタクシーである。それを相談すると、ガブリエルはアプリで予約したほうがいいといい、ガブリエルの助けで、一緒にスマホ画面を見ながら、UBERタクシーを初めて予約した。

 本当にありがたいことだった。




セーヌの左岸を散歩し、リュクサンブール公園へ。

2024-08-26 07:15:58 | 2024年の旅

お昼をごちそうになったのち、ソフィーの提案で、左岸の散歩に行くことになった。

もちろん何度か左岸も歩いてはいるが、意外と、右岸に比べると、左岸を歩いたことが少ないような気がする。

左岸は、治安もよく、安心して歩けるところが多い。

 

まずは、サンジェルマンデプレへと向かう。自宅からメトロまでの道で、エンマとラファエルは、トロチネットと呼ばれる乗り物を漕いでいたのだが、大人しいラファエルが、すいすい調子よく扱いでいたかと思うと、スピードが出過ぎて、お父さんからおしかりを受けていた。危険と隣り合わせなので「もう、家に帰りなさい」とかなり厳しく注意されていた。

 

彼は坂道をスピードを出したまま下ったのだが、そのくだりの終わりが十字路になっていて左から何かが来ればぶつかるといった状況だった。細い道だったので自動車は来ないけれど幸い人も来なかった。たしかに危ないシーンだった。

 

家でお転婆なエンマは外では意外におとなしい。

 

まあ、その後はメトロに乗り、オデオンで降りて、サンジェルマンデプレ教会の前に行く。

懐かしい有名なカフェなどがある界隈である。

そして、セーヌ河沿いを歩いたりしながら、リュクサンブール公園を目指した。

知っている 通りもあったが、初めてかなと思われる通りもあって、やはりそう言う発見は面白かった。

リュクサンブール公園について、彼らは子供たちを少し遊ばせるとのことで、私たちは少し自由な時間をと別れた。

あまり時間もなかったが、ここから遠くないボンマルシェに行って、もともと訪問だけの予定だったソフィー家族に泊めてもらい、食事などお世話になっているお礼に、小さなプレゼントも買いたかった。

本来は散歩のあと、マルチーヌの家に戻る予定だったが、「夕食も食べていくように」と言われたのだ。




エッフェル塔の周りを一周、怪しげな輩が寄ってきても無視

2024-08-21 09:37:26 | 2024年の旅

ソフィー宅で一泊した翌朝、朝食後、エンマは演劇(ダンス?)のお稽古があるとのことで、ガブリエルが送って行った。

私たちはソフィーと、ラファエルとともに、エッフェル塔のあたりに散歩に出かけた。

 

 

ソフィー宅はエッフェル塔までわずか徒歩5分くらいの立地で申し分ない。

以前は、東駅の近くに住んでいて、そこのアパートも広くてなかなか良かったのだが、子供たちの学校を考えて引っ越ししたということだった。

お父さんのガブリエルがイタリア人、そしてお母さんのソフィーがフランス人なので、国際的な学校を選びたかったようだ。

その結果、8歳のラファエルは英語もかなり上手なんだそう。もちろん、イタリア語とフランス語は家庭でも話している。

 

エッフェル塔の周りにはさすがに観光客が多く、コロナ後は予約制だと聞いているが、それでも長蛇の列だった。

そして、そういうところには、物売りや、怪しげな輩が(一見するとマダムに見えるような人も)アンケート?を装い、近づいてくることもある。「Can you speak English?」と言ってくるが、そんなのには乗ってはいけない。

 

いんちきな賭け?のゲームをやっていたりもする。

とにかく、無視しながら歩くに限る。

 

それにしても緑がいっぱいだ。

昔エッフェル塔に上った時と方向が逆なのか、季節が違うからか、周りの環境が違って見える気がする。

またこの二ヶ月後にはパリオリンピック開催とあって、エッフェル塔の近くにも競技場が作られていた。まだ未完成だったが、ビーチバレーの会場になるそうだ。

お昼はまたソフィーが用意してくれたものをいただく。




持ってきた抹茶でプチ体験を↓

ガブリエルは子供の頃、「キャプテン翼」を読んでいたらしく、日本に興味があり、知っている簡単な日本語も少し、ラファエルに教えている。↓


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