フランス人交友記録

フランス人との交流を通して感じたことを書いています。

タクシーの中でトラブルに遭遇も救世主が現れる。

2024-09-03 08:13:40 | 2024年の旅

少し心配されたウーバーのタクシーとの約束の時間であったが、時間ギリギリにやってきた。

 

そして、荷物を載せ、私たちも乗り込んだところで、発進。

行き先はわかっているはずだった。

しかしここで、大変な問題が。

ターミナル1からの出発だったので、それを確認すると、「いや。ターミナル2と聞いている」

「そんなことはない。ターミナル1を確認して予約を入れましたよ」

そこで予約確認メールを見ると、なぜかシャルルドゴール空港 としか出ていないのだ。

予約をしたときには、確かにターミナル1を確認したのに。

もういちど、予約を変更するようにと運転手は言う。

試みようと思ったが、すでに走り出しているため、出発地点も変更する必要があり、何より

「料金はどうなるのか」と心配になり、尋ねたところ、「わからない」というではないか。

 

これは一大事!!どうもうさん臭いと思っていたら、ソフィーからメールがきた。

昨日「タクシーに乗れたら連絡を」と言われていたのだが、この騒動でできないでいた。

すぐに「乗れたけど、ターミナル2だと運転手が言い張る」ことを返信したら、ソフィーから電話があった。

詳しく顛末を話すと「それはおかしい。運転手に電話を代って」と言ったので、代わってもらった。

ソフィーは「私の夫(ガブリエル)が昨日予約を一緒に見ながらしており、その際ターミナル1であることも確認している」と言ったら、「ああ、わかった。ターミナル2も1もそう遠くはないから、1に行くよ」と運転手があっさり言った。これには、逆に驚かされた。

 

こうなると彼に疑いの目が向く。いつもこんな調子なのではないか。あわよくば?

または、いつもターミナル2なので、勝手に思い込んでいて、後に引けなくなったから、私達だけなら、2でおろすつもりだったのか。

 

とにかく、ソフィーから「絶対に必要以上の料金は払わぬように」と言われ、お礼を言って電話を切った時は、ほっとした。

 

最悪つれあいは「空港シャトルで移動」も頭をよぎったようだが、2から1への移動は可能だが、スーツケースを持っての移動は大変だし、時間に余裕があったとしても、したくないことだ。

 

タクシーの運転手は何もわからない東洋人と見て、何か企んでいたのだろうか?

私たちにフランスの友達がいることが分かり、こりゃ面倒だとその企みをあっさりあきらめたのだろうか?疑心暗鬼は今も晴れない。

 

ともあれ、ソフィーの電話はありがたく、予約を一緒に確認してくれていたガブリエルにも感謝だ。




余談だが、このタクシーは、中国製の車だった。もちろん初めて乗る車だが、車内は日本製の車とよく似た感じがした。

「調子はどうか?」と聞いたら、運転手は「去年から乗っているが、今のところ調子がいい」と答えた。このころになると普通のお客と運転手の雰囲気に戻っていた。

 

いつもながらタクシーにはひやひやさせられることが多いが、帰りの空港までのタクシーでは初めてのことだった。それでもなんとか無事に空港に到着できてよかったと思うことにしよう。




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