容器弁交換工事をおこないました1/18

今回は、昨年お請けした、ガス系消火設備の容器弁交換工事について触れたいと思います。

もし機械式駐車場の空間で、火災が起きてしまったら。
すみやかに消火しなければ、大事なお車と機械設備が失われてしまいます。

仙台市内のテナントビル、仙台駅からも徒歩圏内です。
オーナー様は、駐車場の工事に合わせて、老朽化した消火設備も同時にお取替えいただきました。

平成25年11月26日、消防庁告示第19条により、設置後30年を経過しているもの（ただし二酸化炭素のものは25年）について
取り替えなければならなくなり、それに対する処置をされました。ちなみにこちらのビルは、2019年で25年をむかえる予定でした。

こちらが古いもの。容器弁とはボンベ上に見えるバルブのことです。１ボンベに１個あります。
導管からボンベを一本ずつ分離していきます。
27本分すべて撤去完了。
これをウインチを使ってボンベ室から搬出口まで運びます。
↑トラックに載せて撤去です。
ネコを使って新品のボンベを転がしています。
「取替えの証」となる証明シールを貼り付けます。
起動装置用ガスボンベも新品に交換です。
作業は2日間で終了しました。


では、いかせていただきます

ビフォー



アフター（見た目はほとんど変わりませんが。。中のガスは新鮮！）

発注にいたった理由として
　・取替時期まで、２年の猶予期間があったが、機械式駐車場を入れ替えるタイミングと重なったこと。
　・地下ピットの空間を利用して、障害物なく簡単に搬出入が可能であったこと。
　・搬出入の手間を省くように施工計画を練り、ご予算に応じることができたこと。
でありました。

今年2017年（平成29年）ですので、1992年（平成4年）に二酸化炭素消火設備をそなえ、今まで安全性点検を一度も実施していないものについては、早めの対策が必要です。
所轄消防署との打ち合わせも当社でうけたまわります。お気軽にご相談ください。

＜Ｈ＞

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