子供の頃に母に連れられて何も分からず行った南座顔見世興行。
桟敷きだったと記憶が曖昧ですが、なが〜い時間の間、勧進帳や番町皿屋敷など分かりやすい演目は観て、後はその辺で寝っ転がったり、ロビーに出てウロウロした事を覚えています。
幕間のお弁当も美味しかったことも。
大人になってからまた行きたい、と思えるようになってから、もう何年過ぎたことでしょうか。
ちょっと、映画を観るようなお手軽な料金でもなく、ましてや自分の子供たちを連れてなんて。。
やっと念願叶って夫と二人で観に行くことができました。
やはりテレビなどで観るのとは大違いです。
ある意味全てそうですが、お芝居などその時間内どっぷりとその世界に浸るのがいいと、改めて思いました。
子供の頃に貴重な経験をしたものだなぁ、と思えたのと同時に、自分の子供たちにはしてやれなかったという、ちょっぴり後悔の想いがよぎりはしますが、
私自身が今からでも、もっと日本の文化伝統に慣れ親しむことで、想いが繋がるかな。。
京都の年末は、平成最後の顔見世で持ちきりです。