安倍派関係者が明かす“パー券販売” 「当選1期で50万」ノルマの実態【スーパーJチャンネル】(2023年12月14日)
自民党・安倍派を巡る裏金問題です。安倍派15人のうち10人が辞表を提出するなか、関係者がパーティー券のノルマを告白。「当選1期で50万」。その実態が明らかになってきました。 ■「当選1期ごと50万」ノルマの実態 安倍派のパーティー券販売の“ノルマの実態”が分かってきました。 関係者によりますと、パーティー券のノルマは当選期数が1期上がるごとに50万円分。仮に当選7期なら、350万円分ということになります。では、どのように販売されていたのでしょうか。 安倍派 現職議員の関係者:「割り当てがくるので、それぞれ枚数を指定されて配布先も同時に来るのでそこに持っていく形。振込用紙が中に入っていて、『振り込んで下さい』というお願い」 販売の実態を語るのは安倍派・現職議員の関係者です。関係者によりますと、議員自身が創業した会社の取引先や下請け企業などに枚数を割り当てて販売していたということです。 安倍派 現職議員の関係者:「(Q.配布先は…?)下請けとか関係する商取引をやっているところが主だった、私の担当は。買わないという選択はなかったと思う。付き合いで買わざるを得ない。その後の仕事の受注とかにも影響してくるので」 関係者は、不記載については知らなかったと話します。 安倍派 現職議員の関係者:「(Q.収支報告書に不記載とみられているが?)全部、それはきちっとした形で処理されているものと思っていた。そういうやり方があったことは思い付かなかったので、びっくりした」「(Q.キックバックはあったのか?)私たち末端の人間には分からない」「(Q.ご自身に見返りは?)全然ない。報道を見ると皆さんやっていたので、罪悪感はなかったと思う。(パーティー券を)買わされていた人が可哀想」 [テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp