太陽光発電システムについて | 家庭部門のCO2排出実態統計調査 環境省
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家庭のエネルギー事情を知る
太陽光発電システムについて
太陽光発電システムは、固定価格買取制度(FIT制度)や各種補助金等の後押しを受けて近年急速に普及が進みました。太陽光発電システムによる発電はCO2を排出しないため、国では継続的な普及を促進しています。
これまでは発電した電気はなるべく電力会社へ売ることが一般的でした。しかし、2019年11月以降、FIT制度による10年間の買取期間が終了した世帯では、売るよりも自宅で使う方が経済的になるため、これから太陽光発電システムの普及状況や、太陽光発電システムにより発電した電気の使われ方が変わってくることが予想されています。
ここでは太陽光発電システムの普及状況について見てみます。
建築時期別太陽光発電システムの使用率(戸建)
(令和3年度)
住宅が建てられた時期別に見てみると、新しい住宅に住む世帯ほど太陽光発電システムを使用している世帯が多く、2011~2015年に建てられた戸建住宅に住む世帯では30.5%、2016年以降に建てられた戸建住宅に住む世帯では22.2%が使用しています。

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出典:環境省「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査 資料編(確報値)」図2-123(p.108)/e-Stat「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」(全国)第2-6表
太陽光発電システム使用の有無別世帯当たり年間エネルギー種別消費量(戸建)
(令和3年度)
太陽光発電システムを使用している戸建住宅に住む世帯が1年間に外から購入して消費するエネルギーは31.5GJで、使用していない世帯の39.4GJと比べて少なくなっています。

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出典:環境省「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査 資料編(確報値)」図2-133(p.112)/e-Stat「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」(全国)第6-2-1表