柔らかい花でいっぱいの
白い国に羊の町がありました。
ここには、羊のムーアが
いました。
あるとき、ムーアは
花畑でチョウチョさんを
見つけました。
チョウチョさんは、
旅人でしたが、
旅の途中、疲れて
しまったのです。
ムーアが話を聞くと
自分がどこにいこうと
していたか、わからなくなった
と、言いました。
「会いたい人はいないの?」
「本当の自分に会いたい」
ムーアは、本当の自分とは、
だれのことなのか、
わかりませんでした。
そこで町の長老の家を
訪ねました。
ムーアが訳を話すと、
長老は、一枚の大きな鏡を
くれました。
つづく。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます