陸前高田 けんか七夕

７月６日
陸前高田の八木澤商店の会長のお尽力で
９００年の歴史のある　陸前高田の太鼓を描かせて頂けることになりました。

場所は水沢市の奥州市文化会館Zホール
５日のリハーサルの時にまずは描かせていただきました。


今まで、太鼓は描いた事があります。
京都南座のイベントのポスター
その時は、写真と動画で
全く臨場感の出せない絵に物足りなさを感じていた私は　
無謀にも　会長にお願いしてしまったのです。

まさか！こんな会場で描かせていただけるなんて！

甘かった・・・全く早さにも音にも心意気にも　ついていけません・・
初日、挫折と思いきや　その夜


水沢市のライブハウスで会長の生ライブを聞ける事になり
そこに集まった素敵な方達
ライブハウスのオーナーの素敵な唄
もちろん会長の素晴らしいハモリ（会長曰く　ホモる　笑）　
豊の国ゆふいん源流太鼓に人たち



翌日の本番も　挑戦してみろ！と
描かせて頂ける事になりました。

日本国中の太鼓の精鋭達
日本太鼓全国フェスティバルは本当に素晴らしかったです。

最後から２番目の豊の国ゆふいん源流太鼓の頃には大盛り上がり


そして“とり”は陸前高田のけんか七夕です。
地面からわき上がるような太鼓の音
けっして派手ではないけれど　９００年続いたその力に　手は動きませんでした。


翌日、陸前高田に行きました。
八木澤商店の一関の工場はびっくりするほど立派で


そこには　奇跡の麹からうまれた麹が生きていました。


一本松店では
三陸鉄道のお話をうかがった時にお世話になった方にも会えました。


一本松の浜で少し砂をもらって帰りました。
この砂を入れて、もう一度　けんか七夕に挑戦です。
あまった砂は返しに行こう！

陸前高田の今です。


そんな　簡単に描ける訳ないだろう～！と教えてくれた旅でした。
沢山の素敵な人に出会いました。
この機会をいただいた事を無駄にしないで描きたいと思います。　

楽しかった～！
この旅、それだけでなく陸前高田とのご縁を繋いでくれたポラン広場東京様
本当にありがとうございました。

描かなきゃ！！

道東の旅

6月半ば　釧路から霧多布


根室　風蓮湖から春国岱へ　２５年ぶりの道東です


夕方、美しい夕日と丹頂が迎えてくてた風蓮湖
一度行きたいと思っていた場所です。



霧に包まれた春国岱は異次元なのか
大きな袋の中なのか
たった一人の大自然は
全く手におえない大きな自然でした。（当たり前か～）

海と森をつなく木道は　静かに　ただ穏やかに霧の森へと続いていました。





湿原の森には立ち枯れた木がいくつもいくつも　凛とたっていました。








本当に素晴らしい時間でした。

最後に四半世紀ぶりの友人との再会！


こんなかわいい雨の日のメノコも


この日はイチャルパの祭り　イチャルパとは供養のことです。

さてさてこれをどう日本画にしますかね～
その場で描く時間は私に沢山の力をくれます。

パワ～～～全快～