令和6年12月15日、嫁と一緒に劇場版「進撃の巨人」完結編 THE LAST ATTACKを観に行った。
映画版は、基本的にはテレビで放送されたものをまとめて流すだけだから、テレビ版をすでに観ている自分的にはあんまり興味は無かったが、嫁が、放映後に声優の舞台挨拶(ライブビューイング)があって観に行きたいというのでそれなら、と。舞台挨拶の予定がある分、いつもみたいな上映前の鬼長い映画CMがほとんどなくてスムーズに本編が始まったので助かった。
映画は、主人公エレンによる「地鳴らし」で世界が滅ぼされかけているところを、いつものメンバー(アルミンら調査兵団とライナーらマーレ軍)で止めに行くために、飛行船を整備するところから始まる。突如こんなところから始まって、これまでの流れの説明だとか、巨人とは何かとか説明は全く無いもんだから、完全に「初見お断り」の映画となっている。
自分もファンなので当然内容を知っているわけなのだが、だがやっぱり大画面、大音量での演出は圧巻で、これまでの細切れで観ていた記憶が一新され本当に良かった。地鳴らしに対する人類最後の攻撃であった飛行船舞台が壊滅し、全員が絶望したところに、アルミンらの飛行船が登場するところは滅茶苦茶にアツい!また、ジャンが、あのライナーに向かって「俺たちは往生際の悪い調査兵団だからな」と言うシーンは、いろいろあった分深くて泣ける。
トータルすっごく面白くて、やっぱり進撃の巨人は素晴らしい名作だなと思わされる。今はうちの12歳、7歳の子どもにはまだ見せてないけど(残虐なシーンあるし内容も難しいから)、いい年齢になったら絶対に触れて欲しいなと考えている。数々の伏線と回収、いろんな立場の正義がぶつかり合うところ、緻密なストーリー…。これほど全てが上手く行った漫画って、そんなに無いんじゃないか。
映画放映後の声優の舞台挨拶は、エレン、アルミン、コニー、アニ、ハンジ役の方々が登場した。自分は、興味は進撃の巨人という作品に対して興味関心が全振りされており声優さんそのものにはあんまり関心が無いため、声優さんたち特有?のノリはあんまりピンと来ず寝てしまった。しかし嫁は楽しめたみたいなので良かった。また、しょうゆバターのポップコーンが非常に美味しかった。
~完~
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