今朝TVの良く見ているチャンネルを
見ていると、年金問題を取り上げていた。
パネルを使った説明では、今年度から約2%増額となったが、それ以前の年度はほとんど増額がないじょうたいであった。
来年度も約2%程度の増額となるが、実質物価上昇率や賃上げ率は今年度3%以上である。
よって一番苦しいのは年金受給者ということになる。
その理由として評論家たちは、将来若者が受給する年金を考慮して高齢者に我慢を強いるという説明であったし、コメンテーターも同じように現在の高齢者には我慢してもらうし、高齢者でも元気であれば働いていて90才の方もマクドナルドで働いていると付け加えて、努力していないのは高齢者と言わんばかり。
ここで問題点は、将来の若者の為に今の年金受給額を抑えることはおかしいとは思わないのだろうか?
議員の裏金問題や起業への補助金や防衛費増税など政治の無策に他ならないことを何故並行して論じないのだろうか?マスコミも政府に同調するのではなく、本質の問題点を突くべきであると思う。
また、高齢者の働き口であるが、働きたくても希望する職種は働けない。
現在3Kと呼ばれる仕事しか高齢者は就けないのではないだろうか?
高齢者以外の方が就職しようとすると年齢の壁が大きくたちはだかっている。私もいろいろと応募したが、ことごとく丁重に断わられている現状を目の当たりにしている。
現役世代が高齢者を高齢者が現役世代を論じるのではなく、国民皆が平和で生活しやすい国でないといけない政治へ目を向けるべきではないだろうか?
マスコミの論じ方に目に余るものが最近多いような気がする。
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