年齢を重ね高齢者になった

70代になり、つくづく考えさせられたことを徒然草的にアップして行こうと考えています。

広島県人として思うこと

2024年08月06日 11時56分22秒 | 時事ネタ?

今日8月6日は私にとって忘れられない日

私の(十年前他界した)父は原爆手帳を交付されていた。

広島から20キロ離れた呉市に住んでいて、その時キノコ雲を実際に見ているし、翌日広島市内にいるだろう親戚を捜しに行ったと聞いている。そのため交付を受けている。

史料によれば、原爆投下の12月までに14万人の方が一つの爆弾で命をなくしていることはとんでもないことである。その後黒い雨や放射線の後遺症などで更に多くの方がお亡くなりになっている。

広島へ親戚を捜しに行った父が行ったときの惨状をよく話をしてくれたり、小学校などでの先生の話を聞いており戦争、特に住民を狙った大量虐殺には強い憤りを感じている。
これは「原爆資料館」を見学すると同じようなことがよく分かると思うが、実際に見聞きした方々から聞くと目頭が熱くなるのを感じてしまう。

私も『原爆二世』ということになるが、父も私も原爆症等は特に発症していない。

先生の話は今でもよく覚えている。

それは、広島市内の病院は完全に機能マヒに陥っていたので、多くの被災者が汽車に乗って近くの主な都市であった呉市に押し寄せていて、当時子供だった先生にとっては、汽車から降りてくる広島からの病人は見るに耐えられずそれは酷い有様だと良く話してくれた。そのような重症の病人はまもなく多くの方が息を引き取ったとも話されていた。

 

また、当時広島県人は差別をも受けていて、広島県人とは結婚するなと他の地域の人から敬遠されて、相手先の両親などから結婚破棄などされ帰って来る女性も多かったと聞いている。

アメリカでは、戦争を早く終結するためで原爆は仕方ないというアメリカ人が数年前まで80%を超えていたし、未だにそのように信じている人が多いと聞く。

今でも、ウクライナでもガザでも理由はともかく罪が無い多くの市民や住民が被害を受け亡くなっていることを考えると広島県人としてはつらい。それらの双方の指導者やそれに近い方々は被災現場には関係ないところで指揮や主張しているが、亡くなって悲しむのは現場に住んでいる市民やその戦争に駆り出された兵士である。例えが良くないかもしれないが、アリやハチに例えると、女王アリ(バチ)は守られるが、働きアリ(バチ)や兵隊アリ(ハチ)はその犠牲になってしまっている。

今朝の「広島平和記念式典」での松井市長や湯崎知事のあいさつは心に響くものがあったが、広島出身でありながら〇〇首相は全く分からない気持ちのこもらない軽いものになったのは残念である。また、核兵器禁止条約に日本が批准しないことにも呆れてしまう。

このような発信はとても小さなことであるが、私の周辺で今日の8月6日のことを伝えることが出来ることくらいである。

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パリオリンピックに思う

2024年07月30日 12時19分20秒 | 時事ネタ?

パリオリンピックが開催されている。

ついつい日本を応援したくなりTVを観てしまう。
当然、金銀銅のメダルを取った選手が脚光を浴びてしまうのは、それを観る視聴者が多くTVの視聴率アップになるので、仕方ないことなのだろう。
選手は皆一生懸命努力をしているのにある程度平等に扱っても?と考えてしまう。

今開催されているパリオリンピックも選手からいろいろと批判を浴びて、エアコンが無い選手村の住環境やレストランにおいてもSDG’sの関係かある程度食事が質素になっているようだ。移動するバスも警備上のことで窓が開かくたいへんな思いをしている選手もいるようで、そのことはとてもいいことなのかもしれないが、一つ考えておくことがあるような気がする。

それは、お金がある国は自前で食住を用意したり競技会場の近くのホテルを借りられることができても、そうでない国はフランススタイルに準ずるしかないのは不公平ではないのか?
また、フランス代表がエアコンが無い選手村に入っているならまだ平等とも言えるのだけど?定かでないので疑問が湧いて来る。

オリンピックと言えば、巨額の資金で動かされていていて資金がある国だけが自国開催できることをいつも聞くと、そろそろ考え直してもいいのではと考える。
例えばすべての競技を行うのではなく、世界選手権が別に行っているので、それと合わせてオリンピック世界選手権種目別大会と銘打って4競技グループを毎年行うとか。

例えば;

  • 初年度:(球技)サッカー、バレー、バスケット、テニス、ラグビー、卓球、など
  • 次年度:柔道、フェンシング、レスリング、アーチェリー、バトンミントン、ライフル、など
  • 次々来年度:陸上競技、体操、近代五種、サーフィン、スケートボード、など
  • 次の年度:その他競技

これを4年ごと繰り返すようにすればコンパクトな競技となり資金も少なくて済むことで開催できる国も増えると思うし、現在行われている世界選手権との融合させて全体の費用を抑えることもできるだろう。
甘い汁を享受していた団体などは嫌かもしれないけど・・・

 
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政治資金規正法改正案について

2024年06月07日 11時42分13秒 | 時事ネタ?

またまた嫌な議員法案だ!

この頃のニュースで国会審議されている「政治資金規正法改正案」であるが、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けたものだが、議員の不祥事を裁いているのに自ら法案を作って対処すること自体おかしいはず。
そんな国会でそのような法案のために議員の給料と時間を割いていることにまたも腹立たしい!
もっと国民の為の重要な審議を進めてほしい。

ネットでは『裏金維持法』とトレンド入りしているようだが、正にそのとおりだと思う。
トドのつまりは議員を選んだ国民の責任もあるはず。
投票するときに良く検討もせず安易に選んだことによるところが大である。

二世議員、三世議員が多くいる議員、一概に悪いとは言えないが、名前や過去の亡霊におぼれてはいないだろうか?

国民は愚弄され続けている。

『アベノマスク』しかり、首相や官僚は声高々に『定額減税』を発し、あたかも国民に飴玉を与えていれば、うまく自分たち議員を職に維持していてくれると考えている。
決して騙されてはいけないし、選挙まで覚えておかないといけないことだと思う。
もっと言うと現議員を総とっかえしても恐らく問題ないか良くなるのではないだろうか?
法案に賛成の3党の罪は重い。
世の中男女比が約50%であるならば女性議員の割合をもっと必要なはず。

選挙に行ったときは良く検討して変革を恐れず選んでほしい。

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劇症型溶連菌が恐ろしい

2024年05月16日 09時27分13秒 | 時事ネタ?

NHKクローズアップ現代でも

取り上げられた「劇症型溶連菌」が増えていることに恐ろしさを感じる。

致死率30%で罹ると数日で悪化してしまうとのこと。それに70才以上の感染率も高い。

罹った実例で、
1日目:発熱
2日目:肩の腫れ、意識混濁
3日目:腎機能低下、嘔吐・下痢
4日目:組織の壊疽
この方は壊疽した組織を多く切除、他の方の例では左足切断という。

以上な症状があったら直ぐに受診すると助かる率が高くなるようだ。
また、予防はコロナ対応と同じで手を洗う、マスクをするなどである。
今までコロナが5類に分類されてマスクを外す機会が増えたけど、人混みではマスクをするようにしようと考えている。

皆さんもお気を付けを!

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連休中の外遊ラッシュという議員は!

2024年05月02日 11時48分10秒 | 時事ネタ?
毎年のことだけど、国会議員のGW中の外遊
が今年も始まっている。
円安・物価高に苦しむ庶民を尻目に、税金で海外出張とはいいご身分である。
岸田首相は5月1日から6日までの日程で、フランス、パラグアイ、ブラジルを訪問する。
日本を離れるのは、岸田首相を含め大臣20人中14人。すでに外遊へと旅立った副大臣・政務官をあわせると、計31人が37カ国を訪問予定だ。
野党議員が調査した過去の外遊を今年の通貨レートになおすと、ある報道機関の発表では単純計算では12.6億円の出費であるとのこと。ほどんどの外遊が専用機かファーストクラスで星がたくさん付いたホテルに宿泊し、我々の海外旅費の10倍以上は掛かっているはずである。
行先も欧米各国に集中している。
円安も何のその。庶民が円安で海外旅行も控え輸入品の値上げによる物価高に苦しんでいるにのである。
何故、こんなことが許されるのだろうか!
裏金づくりなどを見ても税金を浪費する軍団としか見えない。
我々は彼らの為に税金を納めていると思うと嫌になる。
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殺虫成分使わない蚊の駆除スプレーを商品化!

2024年03月06日 13時20分54秒 | 時事ネタ?
スゴイ蚊の駆除スプレーの記事を
見つけた。
 
次のような効果あるそうだ。

 花王とアース製薬は29日、従来の殺虫成分を使っていないにもかかわらず、吹きかけるだけで蚊を動けなくさせ、駆除する新商品「アース モスシューター」を共同で開発したと発表した。
7月からタイで販売する。
両社は世界的に猛威を振るう、蚊が媒介する感染症「デング熱」対策に寄与したいとしている。
蚊の体表や羽は油や水をはじく構造だが、界面活性剤を含んだこの液体を蚊に吹き付けると、液体が体につき、蚊は飛び続けることができずに数秒で落下し、死に至るという
今回の技術開発や商品化の背景には「デング熱」が東南アジアを中心に猛威を振るっていることがある。近年、従来の殺虫成分に耐性を持つ蚊が増えているが、今回の商品は殺虫成分を含まない。小さい子どものいる場所でも安心して使うことができるという。【毎日新聞】

私は蚊の殺虫剤はいつも人間にも害があるのではないかと心配していた。
殺虫効果でなく羽を利かなくさせるものである。
今までの殺虫剤では耐性が課題だったが、これは大丈夫かな?
でも、自然界のことだから何が起きるか分からない。
早く日本でも発売してほしい。
 
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花粉症治療の副作用を大幅に軽減

2024年02月28日 10時29分44秒 | 時事ネタ?

読売新聞オンラインに花粉症の朗報が
出ていた👏

「花粉症などのアレルギーの治療に伴う副作用を大幅に軽減する方法を開発したと、九州大大学院などの研究チームが発表した。アレルギーの原因たんぱく質を特殊な膜で包んで服用することで、免疫細胞の“ディフェンス”を上手にかわして副作用を防ぐ。治療にかかる期間も短縮できると期待される。(大森祐輔)
花粉症などの治療には長年、点鼻薬などで症状を抑える対症療法が採られてきた。
2010年頃には、原因たんぱく質を少量ずつ服用し、体を慣れさせる免疫療法が実用化。
体内に入った異物の情報を「学習」する樹状細胞が、原因たんぱく質を繰り返し取り込むうちにアレルギーを根治するもので、14年には花粉症の薬剤が保険適用された。
だが、原因たんぱく質はわずかな量でも免疫細胞を刺激し、舌下から服用する場合なら、喉の腫れやかゆみなどの副作用を招くことがある。
そのため、副作用のつらさから治療を途中で断念するケースも多い。
九州大大学院と同大病院、慶応義塾大でつくる研究チームは、免疫細胞を刺激せずに原因たんぱく質を服用できる方法を模索。寒天やセルロースなどと同じ多糖類の「マンナン」で原因たんぱく質を包んだ直径約100ナノ・メートル(1ナノ・メートルは10億分の1メートル)の粒子をマウスに投与したところ、副作用を起こさずに体に慣れさせることができたという。
マンナンは樹状細胞にとりつきやすい性質をもつ一方、免疫細胞は反応が鈍い。そのため、原因たんぱく質をマンナンで包んで服用すると、副作用をほとんど起こさず、治療の負担が大きく軽減されるという。
卵や小麦などの食物アレルギーの治療にも応用できる可能性があり、チームの中心メンバーの森健・九州大大学院工学研究院准教授は「様々なアレルギーに悩む人々に良い知らせを届けられるよう、研究や治験を急ぎたい」としている」

ただ、実用化は10年以内というもので、先が長い話のようなのでもうしばらく花粉症と向き合わなければならない😓

 

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災害ボランティア

2024年02月12日 09時45分03秒 | 時事ネタ?

以前にも災害ボランティアのことを投稿
したが、連日の報道を見てまた投稿。

能登半島地震のボランティア活動を見ていると私には足手まといになりそうなので、災害ボランティア活動はしない方が良いと考えている。
現地ではボランティア登録者が1万人以上いるが、現地のインフラがまだ整っていないようなので制限されていると報道されている。
私の見方がおかしいのかも知れないが、災害復旧をボランティア頼みにしているのは違和感を感じる。
ボランティアを招き入れられないので、復旧活動に遅れが生じているとの各報道機関が流しているが、本当の姿なのか疑問がある。
決してボランティア活動を否定しているのではなく、ボランティア活動が出来ない=復旧が遅れているが意味不明なのである。
我々はそのような不測の事態のために税金を払っていて、警察、消防、自衛隊などを税金でまかなっている。災害と防犯や救命などと何が違うのだろうか?

現与党と一部の野党は行政を削減することが大切というが、万が一の時の初動体制やその後の支援体制が出来る仕組みが無いのは、地震や洪水などが毎年発生している日本では必要不可欠だと考える。

昔観ていた『サンダーバード』のような組織がほしいと災害を見るたびに考えてしまう。

 

 

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原発の不安

2024年01月30日 09時07分59秒 | 時事ネタ?

以前から地震大国の日本で原発が多くあることに
大いに不安を感じている。

東北大震災が想定外ということばで福島原発事故を仕方なかった、防ぎようがなかったという報道をみたが、仕方ないという範囲を超えた影響がでていることを鑑みて、本当に原発が必要なのだろうか?と疑問が出てくる。

今回の能登半島地震で志方原発も運よく停止中で電力会社は地震後当初問題ないとしていたが、外部電源や非常用電源が一部使えなくなり、放射線監視装置(モニタリングポスト)の一部も測定不能になるなどのトラブルが次々に明らかになった。
変圧器が故障して油が漏れ、外部電源5回線のうち2回線が使用不能になった。16日の余震後には1号機の非常用発電機3台のうち1台が試運転中に自動停止した。

もし放射能が漏れた時の近隣の住民の避難ルートにしても、今回これだけ道がズタズタになって交通が遮断されている中では身動きが取れなかったと想像すると怖い。
なので、大都市圏の近くには原発を建設しないのだと改めてそうなんだろうなと考えてしまう。

原発での電気料金は安いということだが、本当なのだろうか?
廃炉費用、核廃棄物の処理費などを含んでいるのだろうか?
今の福島原発の廃炉作業を見てても何十年もかかる費用は?と思いたくなる。

原発に頼らない電力をもっと積極的に検討すれば良い知恵や良い技術開発が出てくるはずである。

現在でも、温泉が多く湧き出る日本で地熱発電(例えばスーパーの社長が地熱発電開発)、急峻な地形の日本で大きなダム発電だけでなく小水力発電、大型の風車発電でなく高効率小型風力発電、高効率太陽発電など、検討すべき事柄は多い筈であるが、どうも政府は(利権があり?)積極的でないようだ。

皆さんどう思いますか??

 

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インフラの大切さを

2024年01月23日 12時35分09秒 | 時事ネタ?

能登半島地震など過去の災害の市民の声を聞くと、
皆さん口をそろえて「水、トイレ、食料、電気、
寝る場所」などを言われている。

普段災害が無い時は、何不自由に使っている特に水道、電気が一旦途絶えると一挙に耐え難くなってくる。

大昔と比べると現代はとても便利な世の中にどっぷり浸かっていることがまざまざと分かる。
最近は技術の進歩が著しいので、今後は住まいに雨水を貯水できるシステムや太陽・風力発電設備を設けることがいいのではないだろうか?
現代技術では海水や泥水からも飲料水を生成する濾過フィルターがあり、濾過すれば水道と同じように使えるはず。
当然、地震なので家屋が破壊されてしまうと意味が無いが、そのような住宅建設に付帯させると税制優遇があるといいな~と報道を見てて考えてしまう。

今回の地震で水道が復旧するのが被災地で差が出ていることの大きな理由が、七尾市は県営水道がほとんどで遠く金沢市から水を引いていて、その間に導水管の調査に時間が掛かり4月以降でないと復旧が難しいとのこと。

輪島市や珠洲市などは地元の水源を利用しているので3月迄には復旧が徐々にできるそうである。恐らく簡易水道が多くあると思われる。

もっと災害に強く減災になるようなインフラづくりをこれを機会に策定してほしい。

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