「外国人観光客の誘致」は ごまかし

経済コラムマガジン
10/4/19(612号)
衰えない日本の競争力

日本の経済政策が迷走している。今度は外国人観光客を誘致しようということになっている。たしかに外国人の観光客が増えれば、観光地が潤い、銀座の高級店や都会の量販店の売上が増える。しかし日本は貿易サービス収支、経常収支ともに大幅に黒字である。「外国人観光客の誘致」が必要な国ではない

これ以上外貨を稼いで何をするつもりなのか。

どうしても日本政府は、財政による内需拡大をしたくないのである。彼等は財政拡大によるデフレ対策の実施を避けるため、色々な誤魔化しをやっている。「外国人観光客の誘致」もその一つである。

本来、財政政策によって内需を拡大し、国民の所得を増やし、日本人が買い物や旅行ができるようにするのが政治である。ところが外国企業との競争のため、逆に日本の雇用者の所得は毎年減少している。個人的にどんどん貧しくなっている日本人を脇目に、札ビラを持った中国人が闊歩しているのである。このような姿がまともなはずがない
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