クラスター爆弾禁止条約

西村眞悟
クラスター爆弾禁止条約

九年前の対人地雷禁止条約締結の時とよく似ている

対人地雷禁止条約(オタワ・プロセス)の際の背景
旧ユーゴスラビアに展開したカナダのPKO部隊が現地の女性に対して集団暴行を加えるという不祥事を起こす。カナダ政府は直ちに部隊を本国に召還して解散する。その後、此の不祥事によって失墜した国際的評価を挽回するために、カナダ政府はカンボジアなどで子供の被害が続いている対人地雷の全面禁止条約の旗を掲げる。これが「人道的な」オタワ・プロセスの始まりである

此の対人地雷禁止条約では、地雷の除去義務は地雷を敷設した国にではなく、地雷が敷設されている国にある・・・
イギリスは、この条約に署名することによって、敷設した膨大な地雷除去の義務から解放されたのである

果たして対人地雷もクラスター爆弾も無い日本軍(自衛隊)との共同戦闘行動をアメリカ軍が行うであろうか。
 地雷やクラスターがあれば出なくてもよい死傷者がアメリカ軍兵士にでれば、その時点で日米共同対処の体勢は崩壊するであろう。つまり、日米同盟解消である。何故なら、亡くなったアメリカ軍兵士の母親や家族を擁するアメリカの世論が、日本のために自分たちの子供が戦うことを拒否するからである

ともかく 国防自体が 不要と 思っている方々との 議論になるので いくら こうした 正論を 述べても ムダ なんですね
やはり なにがしかの 実際の被害者が でるまでは このまま・・・
その時で 間に合うかが 問題 
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