コソボ?

産経
ブッシュ大統領、アルバニア初訪問 コソボ独立支持鮮明

アルバニアの首都ティラナ市内では今回、欧州各国で見られた反米デモも発生せず、沿道では人々が熱狂的にブッシュ大統領を歓迎した

これが わかるかたは 以下不要


まず 外務省

コソボ情勢

すっきり しないかたは ↓
高山正之氏の 2コラム
カトリックの正義 NATOは現代の十字軍か

ローマン・カトリックと東方正教会の歴史的な対立
東のエースを自任していたのがセルビアだった。とにかく強くて、オスマントルコもてこずり、やっと征服すると、その勢力をそぐためにイスラム系、つまりアルバニア人をその国土に入植させている。
 二十世紀。緩衝材だったイスラム・トルコが舞台下手に消えると、再び東西が敵意剥き出しで対立を始める。ヒトラーが西のクロアチアを使ってセルビアをいじめたのもそのひとつだろう。
 そして第二次大戦後は西側がNATOを名乗り、東がワルシャワ機構軍の名で争いを続けた。ユーゴに編入されたセルビアについていえば、クロアチア出身のチトーがオスマントルコ方式を踏襲して領内のイスラム教徒に大幅な自治権を与え、東のエースの徹底した弱体化を図った。

コソボの読み方 大統領、またOBでした

クリントン・・・任期も残り二年を切る。あせる大統領が最後に選んだのがコソボだった。
 ここはNATOの中核を占めるカトリック諸国と違い、東方正教会系のセルビア共和国に属する。広さは全セルビアの十分の一ぐらいもあり、市民はアルバニア系イスラム教徒がほとんど。その市民が民族、宗教の違いを口実に分離独立を叫んで刃向かい出した。
かくて一日一億ドルを使う空爆が七十五日も続いたが、歴史的な怨念をもつセルビアが空爆で折れるはずも、まして国土の一〇%を手放すはずもなかった。そして事実はその方向で進み、セルビアのコソボ主権は揺るがなかった。
コソボ住民も不信をもつ。「あなたたちのため」に実施した空爆で発生した難民に、米国が提示した収容先が何とキューバのはずれのグアンタナモと、太平洋の孤島グアム。「人道の衣」の陰から「あんたたちのためとは単に口実だけ」という本心をちらり、のぞかせてしまった形だ。



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