日本全国に 新幹線や高速道路を 

三橋貴明

繋がる経済

東京圏は網の目のごとく鉄道網が張り巡らされており、しかもJR、私鉄、地下鉄が相互乗り入れを実現しています。人間一人を運ぶ際のスペース占有量は、鉄道を1とすると、バスが25で、自家用車が何と120です。スペース占有率で圧倒的に優れた鉄道という交通インフラが、偏執的なまでの執拗さで整備されているのが、東京圏です

 

日本の九州新幹線が、開業から六年目を迎えました。

 東日本大震災で「幻のCM」と化してしまった、以下の全線開通広告を後にYoutubeで見たとき、思わずポロポロ泣いてしまったことを思い出します。

【祝!九州 九州新幹線全線開CM180秒】
https://youtu.be/UNbJzCFgjnU

 

 結局、東京圏がこれほどまでに膨張してしまったのは、パワフルな鉄道網により人々が「繋がる経済」が実現できてしまっているためです(但し、東京圏のみで)。次なる日本の高度成長は、東京県内ではなく「日本国内」で各地域、各企業、各国民を短時間でつなげ、分散による安全保障の強化と、集積による経済成長を両立させる形で実現する必要があります。

 

 日本国は、新幹線や高速道路という交通インフラの整備により、「繋がる経済」を日本全国に拡張、展開しなければならないのです。

確かに 九州新幹線全線開CM180秒 これは 泣けますね



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