ネット世論に敗れた共産党・国民に嫌われる習主席

これは 読まねばなるまい

どうして こんなことになっているか

多分 チャイナ全土で コロナが収束どころか 身近に死者がでていているので とてもじゃないが 共産党の片棒を担いでいられなくなったのでしょう

ということは 10億人の感染者 致死率1%で 死者1千万人

0.1%でも 100万人・・・

 

産経新聞 19日

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ぜひ 読んでほしいので 全文引用サイトから↓

ネット世論に敗れた共産党――石平さん - 電脳筆写『 心超臨界 』

中国では新聞、テレビ、出版などの関連部門が一口に「宣伝戦線」と呼ばれて、共産党中央宣伝部の統一指揮下にある。

中央宣伝部が何らかの方針を決めると、全国の「宣伝戦線」が一糸乱れず動き出して計画的な宣伝活動を行っていくのが、その特徴である。

だが最近、この「宣伝戦線」で考えられないような乱れが生じてきている。

2月下旬、新型コロナウイルスが全国で猛威を振るっていた最中、中国の「宣伝戦線」は一斉に今月1日に出版予定の本の予告宣伝を始めた。書名は『大国戦“疫”(疫病と戦う大国)』、内容は、人民を率いて新型コロナと戦う共産党政権を褒めたたえるものである。

しかし1日になると、この本に対する宣伝はぴたりと止まってしまい、販売も急遽(きゅうきょ)中止となった。現在も、本来なら既に印刷済みのはずの本書の販売は宙に浮いたままである。

それが宣伝部にとって大失態であることは明白だろう。原因は、予告された本の内容に対するネット上の猛反発であった。

特に、新型コロナへの対応における習近平国家主席の「戦略的先見性」や「卓越した指導力」をたたえる同書の内容が予告されたのに対し、ネット市民が一斉に異論を唱えて反発した。

その結果、宣伝部肝煎りの本書の販売が中止に追い込まれたのだが、それは、天下の中央宣伝部がネット世論、あるいはネット世論によって代弁されている民衆の声に負けた結果といえる。

習主席に対する宣伝での異変は別のところでも起きた。今月6日、新任の武漢市党委書記の王忠林氏が新型コロナへの対応会議で、「市民を教育し、総書記や党の恩に感謝させなければならない」と発言した一件である。

この発言は翌朝から、地元の長江日報の公式サイトをはじめ、国内多くのニュースサイトによって大々的に報じられたが、これに対するネット上の反発はなおさら激しい。

「武漢市民が苦しんでいる最中なのに、“恩に感謝”とは何か」という憤りの声があふれているのである。

そしてその日の午後、今度は上述の長江日報公式サイトをはじめ、国内のあらゆるニュースサイトから王党委書記の発言が一斉に消された。まさに中央宣伝部指揮下の一糸乱れずの統一行動である。わずか1週間で、飛ぶ鳥も落とす勢いの中央宣伝部が2回の「敗退」を体験したわけだ。

こうした背後にはまず、新型コロナ拡散以降起きている、「言論」に関する中国国民の意識変化があるだろう。コロナ拡散の初期段階で政府が行った一連の情報隠蔽(いんぺい)と統制が拡散を助長し、一般国民に多大な被害をもたらしたことへの反省から、多くの中国国民は言論の自由の大事さを身をもって実感した。その結果、今やネット世論は以前より何倍も勢いを増してきて、中央宣伝部とその指導下の「宣伝戦線」を圧倒するほどの力を持ち始めているのだ。

中央宣伝部の2回の「敗退」から見えてきたもう一つの事実は、習主席その人に対する国民の不満と反発が高まっていることである。

誰かが習主席の「卓越した指導力」をたたえたり、習主席への「感恩」を唱えたりすると、必ずネット上の猛反発を招いて総スカンを食らう。習主席がよほどの嫌われ者になっていることが分かろう。

敗退を余儀なくされた中央宣伝部、国民に嫌われる習主席、このような大きな政治的変化から、どんなものが生まれてくるのであろうか。今後の動向を注目したい。

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