演説は最初の15秒で決まる
後半より 引用
竹下登氏が首相時代、環境問題の国際会議に出席してスピーチをやることになった。外務省が草案をつくり、これに竹下氏が朱を入れて戻すというやりとりが続いた。 何回目かの原稿に新たな一節が加わった。
「みなさんは『ハス池のナゾ』という話をご存知でしょうか」といった前触れで、こんな話が続いていた。
あるところにハスのしげる池がありました。この池のハスは1日で2倍に増えるのです。ある日、池の全面がハスで覆われているのが発見され、水中の小魚たちは死んでしまいました。それでは、ハスがこの池の半分ぐらいだったのはいつごろだったでしょうか。
この答えは「前日」だ。つまりは、環境問題はゆるがせにできない重大課題になっているということを強調する意図で書かれた一節であった。
竹下氏はこれにいたく感心し、「いったいだれが書いたのか」と尋ねた。外務省から返ってきたのは「小和田雅子事務官でございます」。いまの皇太子妃雅子さまだったのである
あまりに 才能が ありすぎた女性の 悲劇なのか?
でも 今の皇室は 一外交官が どんなに 策を弄して やろうとしても できない かずかずのことが できる立場にあることまでは お想いが 至らないのかな などと 不遜ながら ・・・