スペイン人は自分が南米の王になり、500年間何の進歩もなかった。
イギリス人は北米を発展させアメリカ合衆国にした
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南米と北米に差が付いた理由

ブタは太らせて食えは最初ユダヤの格言だったそうで、ユダヤ人が欧州やアメリカで重要な地位に就くと欧米キリスト教国家の格言になった。

キリスト教国家でこれを良く実践したのがイギリスで、豚を育てるのがとてもうまかった。

スペイン王の援助を受けたコロンブスがアメリカ大陸を発見したのは1492年、この頃イギリスはまだ大国ではなく欧州では僻地という位置づけだった。

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欧州を統一したのはローマ帝国だったのでイタリアが中心地、スペインやポルトガルはイタリアに近く先に発展した。

イタリアとフランスの間にはアルプス山脈があり、アルプスより北では文明の発達が遅れドイツなどもまだ発展途上だった。

発見されたアメリカ大陸はスペインとポルトガルの所有物になり、豊かな南米を両国が独占した。


中南米にはインカやマヤのような国家が存在し、豊富な金が取れて無限の労働力があった。

スペイン人とポルトガル人は自らが南米の王になり、原住民を使役して豊かな生活を送った。

陣取り合戦の負け組になった英仏は貧しい北米を占領したが、毛皮と木材しか取れなかった。


そこでイギリスはアフリカから労働者を連れてきて農場で働かせ、機械化を進めて北米を豊かにする政策を取った。

スペインとポルトガルは現地人から搾取するだけだったが、イギリスはアメリカを豊かにし発展させることで利益を得ようとした。

豊かになり過ぎたアメリカはイギリスに反抗するようになり、独立戦争を経てアメリカ合衆国を建国した。



食べごろになった中国

イギリスはローマ時代に欧州でも最も遅れた地域だったので、機械の導入や社会の改革に熱心で最初に産業革命を起こした。

産業革命はアメリカでも投入され、電球や自動車や飛行機などイギリス仕込みの機械が続々と発明されていった。

一方スペインやポルトガルが統治した中南米はどうなったかというと、500年前と何も変わらずマフィアが国民を統治している。


イギリスの手法は「まずブタを太らせて、後で食べる」もので、子豚を食べたりはしません。

子豚のうちは美味しいものをたくさん食べさせて運動をさせたりシャンプーしたり可愛がり、大きく大きく育てます。

体重200キロを超えたらそろそろ食べごろだが、もう体力は人間を超えているので簡単には食えません。


そこで罠をしかけたり陥れたりして、身動きできなくなったらとどめを刺し、美味しく頂きます。

イギリスの遺伝子を受け継いだアメリカをブタを育てるのが得意で、戦前の日本はイギリス、戦後はアメリカに育てられました。

イギリスは育ち過ぎた日本にコテンパンに負けたが、アメリカは日本退治に成功した。


ドイツやソ連も結局米英に育てられて食べられた国といえ、これから中国を料理して食べようとしている。

中国は単独ではそこそこ強いが世界に同盟国がひとつもないので、実際に英米と戦ったら勝ち目はない。

果たして英米はどのように中国を料理するのか、中国に勝ち目があるのかは興味深い。