軽薄で危うい辻元清美・前原誠司姉弟―北朝鮮、普天間、JR

島田洋一
軽薄で危うい辻元清美・前原誠司姉弟―北朝鮮、普天間、JR
辻元清美と前原誠司は、実の姉弟のようによく似ている。

・・・二人とも、東京裁判史観・村山談話の信奉者だし、北朝鮮認識もほとんど変わらない。
・・・二人とも、権力志向の軽薄なリベラルであり、前原が将来首相になることがあれば、ためらうことなく、辻元を重要閣僚で起用するだろう。
前原という男を間違っても官邸の主にしてはならない所以である。

なお、この二人は国交省の大臣、副大臣として、左翼組合員のごね得を許す歪んだ決定を先導した。櫻井よしこ氏のレポートから、一部引用しておく。

WiLL 2010年8月号

賠償額1人2200万円 民主党の本質を暴く
「JR不採用」問題
櫻井よしこ(ジャーナリスト)

……最高裁は2003年12月、これらの人々(JRが採用しなかった、「非違行為により停職6カ月以上の処分または2回以上の停職処分を受けた者」―主に国鉄の分割民営化に反対した国労の組合員―のうち、国鉄清算事業団で3年にわたり給与を保証された間にも再就職先が決まらなかった1047人)をJR各社が雇用しなかったことについて「責任なし」との判断を下したのだが、民主党政権は今年4月9日、彼ら1人1人に平均2200万円の和解金を支払うという奇妙な政治決着をはかった。……

 最高裁で不採用は問題なしとしたケースで、なぜ、根拠もなしに1人当たり2200万円余、総額200億円を超えるカネを払うのか。……

 もっと酷いのは、このような解決の仕方に、民主党内から何の異論も出なかったことだ。……

 このように組合に偏した不合理な政策がまかり通るのが民主党である。……

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 政府の真剣さ... 山岳遭難、安... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。