公明党=創価学会に“反旗”を翻した自民「小野田紀美氏」が圧勝 故・安倍元首相も評価した岡山のジャンヌダルクの“信念”

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公明党=創価学会に“反旗”を翻した自民「小野田紀美氏」が圧勝 故・安倍元首相も評価した岡山のジャンヌダルクの“信念” | デイリー新潮

公明党=創価学会に“反旗”を翻した自民「小野田紀美氏」が圧勝 故・安倍元首相も評価した岡山のジャンヌダルクの“信念” | デイリー新潮

「小野田の乱」「岡山のジャンヌダルク」──注目の参院選・岡山選挙区(改選定数1)は、自民党現職の小野田紀美氏(39)の圧勝で終わった。…

デイリー新潮

 

「小野田の乱」「岡山のジャンヌダルク」──注目の参院選・岡山選挙区(改選定数1)は、自民党現職の小野田紀美氏(39)の圧勝で終わった。同選挙区だけで起きた“自公対立”とはいえ、今後の展開によっては自公連立政権を揺るがしかねず、永田町関係者は大きく注目している。

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 NHKは7月10日午後7時55分から第26回参院選の開票速報を放送したが、冒頭で小野田氏の当確を報じた。午後8時の投票終了と同時という速さに、どれほどの圧勝だったかが透けて見える。

 なぜ、小野田氏が公明党の選挙協力を拒否するという“異常事態”が起きたのか、まずは彼女の歩みから振り返ってみよう。

 小野田氏はアメリカ人の父親と日本人の母親を持ち、1982年に米国イリノイ州シカゴで出生、1歳から岡山県瀬戸内市で育った。地元の中高一貫の私立女子校から拓殖大学に進学し、卒業後はゲーム制作会社などに勤務していた。

 2011年、東京都北区の区議選に自民党から立候補して初当選。15年に再選を果たすが、16年7月に行われた第24回参院選で岡山選挙区から出馬した。担当記者が言う。

「岡山選挙区は、参議院議長や民主党最高顧問などを歴任した江田五月氏(1941〜2021)の地盤ということもあり、これまで自民党の候補は苦戦してきました。16年7月の参院選には江田氏の後継候補も出馬し、激しい選挙戦を繰り広げましたが、最終的には約10万票の差をつけて小野田氏が勝利。この時の選挙では、小野田さんは公明党の推薦を得ていました」

注目を集めたツイート

小野田紀美2

加藤勝信と選挙区を回る(小野田紀美氏のfacebookより)(他の写真を見る

 小野田氏と公明党の間に“亀裂”が生まれたのは、今年1月15日のことだった。この日、共同通信が「公明、自民推薦の見送りを検討 参院選、地方組織に伝達」の記事を配信し、YAHOO!ニュースにも転載された。

「小野田さんは自身のTwitterの投稿にYAHOO!ニュースのリンクを貼り、《政党が違うのですから、選挙は他党の推薦ありきでやるのではなく、それぞれ自由にやるのが自然ですよね。公明党さんの推進見送り検討、共感します》とツイートしました。これが公明党=創価学会の逆鱗に触れたのです」(同・記者)

 自公連立の歴史は、小渕恵三氏(1937〜2000)が首相だった1999年10月の小渕第2次改造内閣の誕生に遡る。以来、自民党と公明党は、国政選挙で相互協力を行ってきた。

 だが、今年1月にちょっとした“異変”が起きた。自民党と公明党の間で、選挙協力に対する“温度差”があるのではないかと関心を集めたのだ。

 自民党が一部の選挙区で公明党候補の支援に難色を示したとされ、そのため山口那津男代表(69)は「自民党候補者への推薦見送りを検討」していると報じたのが、上に紹介した共同通信の記事だ。

 

公明党嫌い」との声も

「結局、今回の参院選で自民党と公明党の間では選挙協力が成立しました。対象となった43選挙区のうち、42選挙区では協力が維持されたのです。ところが、小野田さんの岡山選挙区だけが唯一の“自公離反”となってしまいました」(同・記者)

 小野田氏が公明党に対して“突っ張り”続けた理由は、デイリー新潮「公明党の推薦はいらないという岡山『自民党参院議員』 地元の県議は『えらい迷惑な話だ』」(6月21日配信)の記事で解説している。

 地元・岡山県議が、記者の「なぜ小野田議員は公明党の推薦を拒否したのか」という質問に、以下のように答えた。

《「公明党が嫌いなんでしょう。公明党は中国寄りですし、憲法9条改正には反対で、自民党が憲法改正をしようとすると、手枷足枷をかけてきますからね」》

 毎日新聞やNHKは今回の参院選の候補者にアンケート調査を行っているが、これに小野田氏は、「憲法改正賛成」、「憲法9条改正賛成」、「緊急事態条項賛成」、「自衛隊による敵基地攻撃能力の保有賛成」と回答した。

「小野田さんは国会の論戦でも、一貫して保守的なスタンスで発言しています。特に21年の参院予算委では『NHKのスクランブル化を実現すべき』と主張し、ネット上で広範な支持を集めました。もともと小野田さんはネットの活用が巧みということもあり、SNSなどでは同様の意見を持つ保守層が熱烈な応援を繰り広げています」(同・記者)

公明党との“きしみ”

 

小野田紀美氏と妹(本人のfacebookより)(他の写真を見る

 遊説中の奈良県・近鉄大和西大寺駅前で凶弾に倒れた安倍晋三元首相も、保守派の雄らしく、小野田氏の応援演説に駆け付けた。それは亡くなる前日の7日だった。故人のツイートをご紹介しよう。

自民党公認のみで戦い抜く小野田紀美候補。厳しい闘い、彼女の鋼の信念に会場は燃えました。/日本を守り抜く小野田紀美候補に力を!/宜しくお願いします》(7月7日)

 読売新聞と産経新聞の記事にも、小野田氏の“政治的信条”が公明党と合わないという記述がある。

《小野田と公明・創価学会の関係には以前から、きしみが生じていた。保守的な信条を持つ小野田は、「公明の安全保障政策や憲法改正を巡るスタンスが不満だった」(自民県議)とされる。地元・岡山出身とはいえ、公募候補でしがらみも少ない》――[注目区を行く・岡山]全国で唯一の事実上「推薦拒否」、自公にきしみ(読売新聞オンライン・7月3日)

《小野田はかねて「公明と一緒では憲法改正できない」と周囲に漏らすほど距離を置いていただけに、渡りに船とばかりに“離縁状”を突きつけた》――【参院選2022 激戦区を歩く】(4)岡山 推薦見送り 自公の亀裂拡大(産経新聞・7月5日朝刊)

茂木幹事長は謝罪

 公明党=創価学会に対する反感を隠さない小野田氏に対し、岡山の創価学会幹部は激怒したという。産経新聞の記事から、さらに引用させていただく。

《日ごろから不快感を抱いていた岡山創価学会の幹部は激怒。6年前に小野田が初当選したときは公明票の恩恵を受けた経緯もあるだけに、「これまでの恩を忘れるような言動だ。売られたケンカは買ってやる」と周囲に語り、対決姿勢を鮮明にした》

 口ゲンカだけでなく、岡山の創価学会は実際に対立候補の支援に回った。立憲民主と国民民主の両党が推薦する元玉野市長の候補の決起集会には、《会場には連合岡山傘下の労組組合員に加え、岡山創価学会関係者の姿もあった》という。

 自民党は慌てて関係修復を図った。担当記者が言う。

「衆院の岡山1区から選出された自民党の逢沢一郎さん(68)は、岡山市内で行われた参院比例区の公明現職候補の応援に駆け付けました。小野田さんが所属する茂木派の茂木敏充・幹事長(66)も岡山に入り、県議に『私の教育不足です』と頭を下げたと読売新聞は報じています」

 一方、SNSでは小野田氏を応援する声で溢れた。Twitterのごく一部をご紹介しよう。

《公明とは手を切らなければいけない。頑張れ小野田さん!》

《『脱・公明』の機運を高めて欲しいです/愛国の気持ちを持った国会議員を増やしたいです》

《保守自民・小野田紀美さんは絶対に負けられない!/選挙後公明党とは連立解消してくれ!》

自民党で地殻変動!?

 

岡山はデニムで有名なのでデニム素材のマスクをつけた小野田紀美氏(本人のfacebookより)(他の写真を見る

 そして結果は、小野田氏の圧勝に終わった。この影響は決して小さなものでは終わらないという。ベテラン政治記者が言う。

「自民党のベテラン議員や古くからの支持者は、かつて“反公明党・反学会”のスタンスでした。ただし、与党の座を安定的に維持するため、あえて公明党と密接な関係を結んできたという歴史があります。小野田さんはひょっとすると、“パンドラの箱”を開けたのかもしれません」

 なぜ自民党が公明党と手を結んできたのかといえば、創価学会の信者数を背景とした“集票マシーン”の実力が圧倒的だったからだ。

「ところが近年は、公明=学会の集票力にも陰りが見えています。選挙活動に熱心な信者は高齢化が進み、比較的若い信者は政治活動にさほどの興味を持っていません。そこに小野田さんが『学会票がなくても選挙に勝てる』ことを証明してしまった。公明党と政治的スタンスを異にする自民党の議員は他にも大勢います。こうした議員が“脱公明・脱学会”を進める可能性は否定できません。自民党の内部から大きな地殻変動が起き、もう公明や学会票を当てにする必要はないという声が噴出するかもしれません」(同・政治記者)

小野田紀美7

小野田紀美氏(本人のfacebookより)(他の写真を見る

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