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いまの農薬は作物の内部に浸透 洗っても落ちないから怖い
大いに恐怖感を煽っています↓
奥野修司
いまの農薬は作物の内部に浸透 洗っても落ちないから怖い|コロナ禍で体にいい食べ物
農薬を使わず、牛糞や鶏糞などの有機肥料を使う農法を有機栽培という。
それに対し、農薬や化学肥料を使うのを慣行栽培というが、では農薬の何が問題なのだろう。
前回、有機農産物を食べることで残留農薬による健康被害を避けることができると書いたが、本当に健康被害なんてあるのだろうか。
農薬がついているんだったら、洗えばいいじゃないかと思うが、今の殺虫剤は作物の内部に浸透しているので洗っても落ちない。
今世紀に入ってよく使われるようになったネオニコチノイド系農薬(ネオニコ)は、例えば根元にまくと、植物がそれを吸収して全身に浸透していく。つまり、茎も葉も実も、どの部分にも農薬が浸透していって、害虫はどこをかじっても死んでしまうという、農家にとっては実に便利な農薬なのだ。
もちろん国は、食べても問題がないように、食品ごとに農薬の残留基準値を設定していて、それを超えると販売できないようにしている。
だったら問題ないんじゃないの? そうかもしれない。でも、最近の研究から、残留した農薬がさまざまな病気をつくり出しているのではないかといわれているのだ。
2008年の中国製毒ギョーザ事件のように、食中毒症状が出るなら分かりやすいが、現実にこんな事件はめったに起こらない。かつて、お茶を飲んで痩せるダイエットがはやったとき、飲みすぎて中毒患者が出たこともあったが、今はそんなケースもなくなった。
では何が問題かというと農薬の本当の毒性が目に見えないことである。
脳から出た情報は、シナプスというところで神経伝達物質に変換されて飛び出し、その先の受容体にくっついて伝達が完了するようになっている。このネオニコは、昆虫の受容体にくっついて神経を興奮させて殺す。実は人間にもこの受容体はあるが、形が違うので影響がないといわれていたのに、少ないが人間の受容体にもくっつくことが分かってきたのだ。これが神経毒性である。さらにこの農薬、分子が小さいから、脳に脳血管関門というバリアーがあるにもかかわらず、簡単に中へ入ってしまう。これらがどんな結果をもたらすかは、最近、少しずつ分かってきたところだ。
もっとも、その毒性があらわれたとしても、10年先、あるいは30年先ともいわれていて、分かったところで、農薬が原因かどうかは調べようがないし、たとえ裁判を起こそうにも、20年を過ぎたら訴えることもできない。これが農薬の怖さだ。
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