人口も食糧生産も水増し-北朝鮮の食糧統計

島田洋一
「ただただ呆れる」国連機関の北朝鮮レポート 

もっとも呆れるのは、国連食糧農業機関(FAO)と世界食糧計画(WFP)という二つの国連機関が、北朝鮮のいい加減な「人口統計」をほぼ無批判に受け容れ、必要な食糧量などを計算している点だ

国連の報告書で読むに耐えるものは少ない


救う会事務局長 平田隆太郎
人口も食糧生産も水増し-北朝鮮の食糧統計
過大な北朝鮮の人口統計
北朝鮮政府は08年の人口を2,390万人と報告
「北朝鮮の人口は1,800万人」との脱北者証言

北朝鮮では既に、身長、体重などの徴兵条件がどんどん下げられているのを見ても予定数の確保ができていないことが分かる
児童の半数以上が成長障害か低体重、青年層の3分の2に栄養失調や貧血がみられる

水増し報告する理由
人口を多めにしておけば、みなし人口分の配給を地方幹部が横取りできる。権力者の農民に対する収奪は李王朝時代も、その前の時代も行われていたが、「金王朝」時代の収奪が最も過酷である。
人口を多めに公表すれば、一人当たりの配給量が少なく見え、国連機関が危機をアピールしやすい
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