皇家は時の権力者に認証を与える権威を保持することで、その権力者が倒れても生き残ってきた

陳胡痒 本日のネタオチ

二階堂氏「私 は個人的にだが、あんなにかっこいいと思っていた我が大日本国の”天皇”たる神は幻想だったのかと。「こんなに力がなかったのか」とガックリしている。 2,600年あまりはいったい何だったのかと。恐竜も滅びたんだから、人間の、特定の家系の系列が滅びないなんてあり得ない。というか、まともに続いてい る家の方が少なかったりするのが世の常だ。」

皇家は時の権力者に認証を与える権威を保持することで、その権力者が倒れても生き残ってきたのだよ。
だって失政や敗戦の責任は全て権力者にあるのであって、認証者にはないのだから。
だから、平家源氏足利氏などと支配者は代わっても、皇家は責任を逃れて生き残ってきた。
そして最近ではその最後の事例が大日本帝国軍からアメリカ合衆国への乗り換えだ。
だから日本の都市を原爆と焼夷弾で丸焼きにして歩いたカーチス・ルメイに天皇は勲一等旭日大綬章を授けるなんてこともしている
日米安保もTPP参加も全ては皇家の存続、つまり国体護持という最大の目的のために存在するのだ。
でもこのままアメリカが皇家の存続に役に立たないということになれば、どうなるのだろうか?
仮に中共がアメリカに代わる世界覇権国として台頭するような状況になり、アメリカが衰退してもはや日米安保の履行がおぼつかなくなったとするなら、皇家はその存続のために躊躇なく中国共産党に乗り換えるだろう。
平家を切り捨てて木曽義仲に平家追討令を出したように。
2600年あまりはなんだったのかというと、結局皇家が日本の国家元首になってから、政治的権威の認証者として政治の実権の表に立つことはせずに、時の権力者一族を自分たちの代わりに使い潰してきた歴史ということができるだろう。
その過程で時の権力者一族との間に婚姻関係があろうがそんなことは関係ない。
最初に使い潰されたのが物部氏で次が蘇我氏、その後はずっとそれの形を変えた繰り返しだ。

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