ユダヤ  ハマース

佐々木良昭
NO・1193ユダヤをめぐる二つの気になるニュース

バチカンに対する、イスラエルのチーフ・ラビの決別宣言は、バチカンの高官がガザで起こったことを、ホロコースト以上と評したことに、始まったのであろう。
確かに、ガザで起こった惨劇は、人類に対する挑戦であり、犯罪であったと評することができよう。1000人をはるかに超える住民が、逃げ場のない中で攻撃を受けて殺されたのだ。負傷者の数も5000人を上回るのだから。
しかし、今回のガザ戦争を冷静に見ていると、最大の被害をこうむったのは、ガザ地区に居住するパレスチナ人住民よりも、イスラエル国民であり、世界に散らばる、ユダヤ人ではなかったのか。
世界の人々は、イスラエル政府だけではなく、イスラエル国民と世界中に居住する、ユダヤ人に厳しい目を向けるようになったからだ 突発的な犯罪や計画的な犯行が、今後、世界中でユダヤ人に対して、行われる危険性は高まったと言えよう。
その場合には、イスラエルが所有する最高度に発達した兵器も、ユダヤ人を守るためには、何の役にも立つまい。憎しみが国境を超え、世界中に広まったとき、ユダヤ人は世界を敵にしなければ、ならないということだ

イスラエル国民がある種の、パニック状態

NO・1192日本はハマースへの対応をどうする

ガザ住民に対する巨額の援助が決まると、ファタハを中心とするパレスチナ政府の要人たちは、一斉にペーパー・カンパニーを設立し、援助金の詐取の用意を始めている。そのことはイスラエルのエルルサレム・ポスト紙が、伝えている事実だ。
そうであればなおさらのこと、汚職を拒否するハマースに対する対応を、日本も検討すべきではないのか。そうでなければ、日本国民から集めた血税は、パレスチナ政府幹部の懐に入るだけであって、ガザの悲惨な状況にある住民には、ほんの一部しか届かないのだから。

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